Image: Malchev/Shutterstock.com

スーパーマンでも、病気には勝てませんから。

みなさん、体の調子が悪い時には「すぐ病院行く派」ですか?それとも「様子見派」ですか? 私は断然、後者の「様子見派」です。実は、今もちょっと奥歯がうずいているんですが…。「まあ、もともと口腔は強いほうだし、ちょっと念入りに歯磨きすれば大丈夫」なんて言いながら、放置しちゃってるんです。でも、そうやって「自分だけは大丈夫」って思ってると、寿命を縮めることになるようですよ。

4月、世界保健機関WHO)が「性別による健康格差」に関する報告書を発表しました。それによると、世界的な平均寿命は男性が69.8歳、女性は74.2歳だったそうです。ちなみに、2017年の統計では、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳です。世界平均でも、日本でも、なぜか男性より女性のほうが、寿命が長いんですよ。なぜだと思います? WHOの見解は「男が病院嫌いだから」なのです!

要は健康管理への姿勢の問題

なんでも、洋の東西を問わず、男性のほうが「平気平気、俺は無敵だから」と言わんばかりに健康診断や病院を敬遠する傾向にあるんだとか。中には、単に「病院が嫌い」とか「悪い病気が見つかるのが怖いから」という人も。

今回の調査にかかわったオハイオ州立大学ウェクスナーメディカルセンターローレンス・ジェンキンス博士も「(男女の寿命の違いは)健康管理への姿勢の問題」だと言っています。

WHOの報告書によると、アフリカなどのいわゆる「低所得国」よりも欧米や日本をはじめとする「高所得国」のほうが男女の平均寿命の差が大きいのだとか。医療体制が整っている国だからこそ、きちんとした治療を受けるか否かで大きな差が生まれるようです。二の足を踏む男性のほうが病気の発見が遅れ、「もう少し早く来ていれば…」なんてことになりがちなんですね。

「俺は医者いらず」なんて言う、自称スーパーマンが実は一番危ないと、国連のWHOに公式発表されてしまったわけです。「尿酸値が怖くてビール飲めるか」なんて豪快ぶるのもいいですが、「あの人、あんなこと言ってたのにね…」ってことにならないように、今年の健康診断はしっかり受けてくださいね

Source: abcNews, WHO