Image: Justin Sullivan/Getty Images News/ゲッティ イメージ

終わり際に知る悲しさ。

Instagramが、ダイレクトメッセージアプリを廃止することがわかりました。ソーシャルメディアコンサルタントMatt Navarraさんが「来月から、(Instagramの)ダイレクトメッセアプリサポート終了。今までの会話履歴はそのままInstagramアプリに引き継がれるので、とくに何か準備する必要はないです」と発言。…ん、待てよ。Instagramメッセ専用アプリがあったなんて知らなかった! インスタヘビーユーザーなのに知らなかったよ!

Instagramメッセージ専用アプリDirect」がリリースされたのは2017年12月のこと。リリース当初から、カメラ・画像に注視したサービススタンドアロン型メッセアプリは本当に需要あるのかと不安視する声がありましたが、見事予感的中。多くの人はその存在を知ることもないまま終了です。

今年1月、Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグは、3つのプラットフォーム(FacebookInstagram、Whatsapp)におけるメッセージアプリの統合を発表しました。これは、それぞれのアプリは個別で存続するものの、インフラを整備して1つに整えるという計画。以来、これらのメッセアプリが落ちるということが数回ありましたが、これは裏で統合計画が進んでいるということなのでしょうか。また、アプリリサーチャーのJane Manchun Wongさんによれば、Messengerアプリチャット機能をFacebookアプリに戻す動きもあるといいます。

Instagramスタンドアロン型メッセアプリDirect。Facebookスタンドアロン型メッセアプリMessenger。実は、広く知られていないだけでFacebook傘下のアプリはほかにもいろいろあるのです。たとえば、昨年11月リリースされたTikTok対抗馬のLasso。12月リリースされた子ども向けのメッセアプリMessenger Kids。2017年秋に再リリースされたイベントアプリFacebook Local。そして、Slackを狙っただろうWorkplace Chat。Instagramには、IGTVあり、編集系アプリLayoutHyperlapse、Boomerangもあり。

たくさんサービスあれば大変だよねという素人意見はとにかく、統合はFacebook大きな利益があります。それぞれのサービスユーザーの管理がしやすくなる。より多くのデータを集めることができる。そして、各サービスアプリ)を絡み合わせておけば、規制や取り締まりがあったときに、会社を分けにくくなるということ。Facebookは膨大なユーザー情報を集めることでビジネスが成立しているわけで、常に物議の中心にある団体だとも言えます。多くのサービスを持つFacebookというイチ企業を、より堅実にするためには管理しやすいインフラが必要なのです。

Source: CNET