株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、嘱託警察犬指導士の第一人者・鈴木博房さんが、犬に関わる仕事を目指す人に向けて書いた本『ドッグトレーナーになりたいきみへ トイプードルの警察犬アンズを育てた指導士の物語』を、2019年5月18日に発売しました。

◆ドッグトレーナーになりたい人、警察犬に興味がある人必読!
「ドッグトレーナー」とは、ドッグシッター、トリマー、盲導犬、警察犬など、犬を訓練する専門家のこと。犬のお世話・しつけ需要が増える現在、人気の仕事ですね。
犬が好きで、将来、犬のしつけや訓練を学んで、家庭犬とその飼い主に教えるドッグトレーナーになりたいと思っている人、さらにはもっと専門的に、警察犬や盲導犬のような「はたらく犬」を育てて、社会貢献したいと考えている人に、おすすめの本ができました。
ベテラン指導士の鈴木博房さんが、警察犬指導士としての33年の活動記録とともに、ドッグトレーナーのいろいろな資格、どのような勉強をしたら指導士になれるのか、わかりやすく教えてくれる『ドッグトレーナーになりたいきみへ トイプードルの警察犬アンズを育てた指導士の物語』です。
◆サラリーマンと警察犬指導士との二足のわらじだった鈴木さん
本書の著者・鈴木博房さんは、嘱託警察犬指導士歴33年を数える、この世界の第一人者。といっても犬の指導専任だったわけではありません。なんと研究職として会社勤めをしながら、嘱託警察犬指導士の資格を取得し、長い間サラリーマンと指導士、2つの仕事を両立させてきたのです。
これまで、13頭のシェパードトイプードルを警察犬に育てあげ、数々の事件で活躍してきた鈴木さん。殺処分になりそうだったトイプードルアンズを自宅に引き取って、シェパードたちとともに警察犬の訓練を行い、茨城県警初の小型警察犬に合格させたことは、テレビに何度も取り上げられ、大きな話題になりました。

実は、日本には、犬の指導士やドッグトレーナーの国家資格はありません。公益法人などの民間団体がそれぞれに資格を設けているのですが、これらの資格がないと活動できない仕事がありますし、資格を取るには相応の勉強をしなければなりません。さらに、犬は生き物ですから、犬種の特性や個々の育った環境、性格によりそれぞれ異なるので、犬と一緒に一つずつ経験を積んでいく必要があります。

本書では、サラリーマンだった鈴木さんが、警察犬指導士を目指したきっかけから、資格のためにした勉強、自宅での犬たちとの生活、警察犬を育てるための訓練、出動した事件現場での仕事内容などを詳しく説明しています。
将来、犬に関わる仕事がしたいと考えている学生さんはもちろん、ドッグトレーナー・指導士に転職したいと考えている社会人も、どうしたらこの道に進めるか、有用な情報をたくさん得られることでしょう。

◆著者・鈴木さんからのメッセージ
ドッグトレーナーの仕事は、やりがいがあるけれど、危険な目にも遭うし、犬は病気にもなるし、いつか死にます。生半可な気持ちではなれません。それでもやってみたいと思ったら、私の歩んできた道をのぞいてみてください。この本を読んで、犬のしつけや訓練ができるようになりたい、その技術を活かして世の中の役に立ちたいと思ったら、まず犬のことをよく知ることから始めてみませんか。大変なこともありますが、犬はあなたにたくさんのよろこびをくれますよ。

サラリーマンだった鈴木さんが、熱意と使命感で警察犬指導士の仕事に邁進する姿は、とても感動的。
読んだ人は、自分もできることから始めてみようと勇気づけられることでしょう。
職業・進路を考えるときの、参考にしていただきたい1冊です。
◆書籍情報
書名:ドッグトレーナーになりたいきみへ トイプードルの警察犬アンズを育てた指導士の物語

作者:鈴木博房・著
定価:本体1,300円+税
判型:A5判/144頁/ハードカバー ISBN:978-4-265-84012-0
対象年齢:小学校高学年~一般 発売日:2019年5月18日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2VC5DW1 ◎Amazon https://amzn.to/2VEyBo7

◆作者紹介
作:鈴木博房(すずき・ひろふさ)

嘱託警察犬指導士/茨城県動物愛護推進員。嘱託警察犬指導士歴33年のベテラン。現在までに13頭のシェパードトイプードルを警察犬に育てる。県警から厚い信頼があり、犬たちの出動回数は月に10回にも及ぶ。競技大会での入賞、警察からの表彰も多数。殺処分直前のトイプードルアンズを引き取り、茨城県警初の小型警察犬に合格させたことが大きな話題に。昨年、アンズが産んだ娘犬も警察犬試験に合格し、日本初の親子トイプードル警察犬として活躍中。著書に『警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語』『がんばれ、アンズ! けいさつ犬になったトイプードル』(岩崎書店)。

配信元企業:株式会社 岩崎書店

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