モナコ・ヨット・クラブ(YCM)が2014年より主催し、国際モーターボート協会(UIM)とアルベール2世大公財団が協力する今回のモナコ・ソーラー&エナジー・ボート・チャレンジでは、エンジンとプロペラの新しいソリューションを紹介し、技術と革新の伝統と共有を促すためのオープン・ソース・テック・トークのイベントが毎日、開かれます。
1. 「明日のヨット」と題し、海洋における水素化の問題、ボートのデザインと組み立てに関するエネルギーとサスティナビリティについて考える
2. 「環境を中心とした海洋イベント組織の活動」と題し、レースにおけるゼロ・エミッションへの移行と、ヨットクラブ施設のエネルギー自給率を考える
1904年に初の国際モーターボート・イベントが始まってから100年以上が経ち、YCMは古い伝統をよみました。若いエンジニアとベテランの製造企業が手を組み、イノベーションとイマジネーションを存分に生かせる機会を設けたのです。ヨットの未来を切り開くべく、クリーンなエネルギー源のみを使用した新しい推進システムを開発することが目標です。レジャーボートと海洋産業が必要とするエネルギーを充足しつつも環境を守ること、それが真の技術的な課題です。
毎日、一日の終わりに行うデイリー・テック・トークで、各チームはプロジェクトの進行を一般客、参加者、国際審判に報告します。デイリー・テック・トークはソーシャルメディアで生中継され、完全にオープン・ソースとして配信されます。プレゼンテーション資料もインターネットに公開されます。テック・トークは、各チームが自分のプロジェクト、テクノロジーとイノベーションについて話すことができ、参加者すべてが互いに学びあう機会になります。チャレンジ最終日に、モナコ・ソーラー&エナジー・ボート・チャレンジ・テック・トーク賞がすぐれたチームに授与されます。
ヨットなどの船舶業界の発展に伴い、新しいアイディアや概念を開発できる専門家、技術者、才能ある人材を発掘する必要に迫られており、モナコ・ソーラー&エナジー・ボート・チャレンジは、今回のチャレンジに参加しているチームやこのイベントに訪れている業界の人々のために、職業フォーラムを開催しています。
モナコ・ソーラー&エナジー・ボート・チャレンジへの参加についてのお問い合わせは、monaco@candlewick.co.jp までお願いします。
配信元企業:モナコ政府観光会議局日本事務所
コメント