パリ・サンジェルマン(PSG)がナポリに所属するブラジル代表MFアラン(28)獲得に迫っているようだ。スペイン『アス』が伝えた。

2015年7月にウディネーゼからナポリに加入したアラン。豊富な運動量と非凡なボール奪取能力に加え、シンプルなボール捌きを武器にナポリダイナモとして、必要不可欠な存在にまで成長した。今シーズンもここまで公式戦47試合1ゴール3アシストを記録している。

そんなアランに対しては、PSGがかねてより関心を寄せている。指揮官のトーマス・トゥヘル監督が獲得を熱望しており、今冬の移籍市場でも獲得を目指していたが、当時は叶わず、ゼニトからアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスを獲得してカバーしていた。

しかし、フランス代表MFアドリアン・ラビオ(24)の退団が濃厚となり、レンタル移籍中だったアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・セルソ(23)がベティスに完全移籍したPSGは、中盤の強化に向けて引き続きアランに注目。そして今回伝えられるところによると、PSGへの加入が間近に迫っているとのことだ。

同メディアによると、PSGアラン獲得へ5000万ユーロ(約61億5000万円)のオファーを提示する模様。PSG側は6月のコパ・アメリカ2019開幕前には契約を締結させたい意向のようだ。

一方、アランの退団が現実味を帯びてきているナポリは、すでに後任探しに奔走。フィオレンティーナに所属するフランス人MFジョルダン・ヴェレトゥ(26)とレンヌに所属するフランス人MFバンジャマン・ブリジョー(25)の獲得を狙っていることが伝えられている。

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