マンチェスター・Cが、ドイツ代表MFレロイ・サネの放出を容認する構えのようだ。21日にドイツ新聞「ビルト」が報じた。

 同紙によると、マンチェスター・Cジョゼップ・グアルディオラ監督がサネ放出を許可した模様だ。指揮官はサネの戦術理解度に満足しておらず、また普段のライフスタイルにも懐疑的な見方をしているという。

 一方、サネの受け入れ先として名前が挙がっているのはバイエルンだ。ウリ・ヘーネス会長は、サネをドイツ代表の同僚であるセルジュ・ニャブリと組ませたいと考えているようだ。また、カール=ハインツ・ルンメニゲ代表取締役社長は「ビルト」に対し「両サイドで機能する選手の加入が理想的」と述べている。しかし、サネの獲得には1億ユーロ(約123億円)もの費用がかかるとされており、バイエルンも簡単には手が出せない状態だ。

 プレミアリーグを制したマンチェスター・Cで輝きを見せたサネ。果たして、母国ドイツへの凱旋復帰はなるのだろうか。

マンチェスター・C退団の可能性が報じられたレロイ・サネ [写真]=Getty Images