西日本電信電話(NTT西日本)は、店舗向けキャッシュレス決済サービス「フレッツ・スマートペイ」で、QRコード決済に特化したサービス「QRコード決済プラン」の先行受付を5月20日に開始した。

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 同サービスは、ひとつのアプリで複数ブランドのQRコード決済が可能になる店舗向けマルチQRコード決済サービス。アプリはスマートフォンやタブレット端末で利用できるので、設置スペースなども必要ない。5月20日時点の対応ブランドは、「Alipay」「WeChatPay」「LINE Pay」「PayPay」「d払い」。また、「楽天ペイ」「メルペイ」など、そのほかのブランドについても順次対応する予定だ。

 「フレッツ 光ネクスト」を利用している場合は、手持ちのスマートフォンやタブレット端末で専用アプリを使うため、サービスの初期費用は無料。月々の決済手数料と入金手数料(税込180円/回)で利用することができる。入金サイクルは、月末締め、翌月末入金。売上金額から決済手数料と入金手数料を差し引き、NTT西日本からまとめて入金する。

 利用条件は、「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光りライト」、または光コラボレーション事業者が提供するFTTHアクセスサービスのユーザーであること。加えて、インターネットと接続する必要があるため、Wi-Fiルータプロバイダーとの契約や利用料金が必要になる。契約にあたり、各QRコード決済事業者の審査がある。

フラット・スマートペイはさまざまなQRコード決済サービスを一元的に管理できる