お笑いコンビ ハライチ岩井勇気がお届けする、本音でアニメを語る番組「ハライチ岩井勇気のアニ番」。今期放送中のアニメ50本以上を網羅している岩井氏が、厳選に厳選を重ねたアニメ作品上位10本を“しがらみなし、本音100%”で大発表するという当番組。

 第110回の放送では2019年春アニメランキングを発表。1位には『鬼滅の刃』、2位に『キャロル&チューズデイ』、3位に『八十亀ちゃんかんさつにっき』がランクインしました。

岩井勇気氏。

※本記事には『鬼滅の刃』、『キャロル&チューズデイ』、『八十亀ちゃんかんさつにっき』のネタバレを一部含みます。ご了承の上で御覧ください。

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3位 『八十亀ちゃんかんさつにっき』

──なんでなんですか(笑)。

岩井:
 でもなんか、本当にかわいらしいよね。偏見高めの名古屋いじりをしているんだけど。これ苦手ですか? 決して八十亀ちゃんの見た目がそこまでかわいいわけじゃない。なんか猫っぽいキャラクターなんだけど、そんなに萌えさせられるキャラじゃないけど、なんかかわいいなって。

──主人公の声優さんが愛知県の出身の戸松遥さん。

岩井:
 そうなんですか。戸松さんか。

──僕は名古屋なのですが、名古屋の友達が言っていたんですけど『翔んで埼玉』という埼玉をディスった映画がありますが、「あれの名古屋版だから」って言われました(笑)。

岩井:
 要所要所に名古屋弁が出たりするの。「うみゃー」とか。エビフライを出されて「エビフリャー」なんて言わないみたいな。それで食べて「うみゃー」みたいなのを言うんだけど、たぶん「うみゃー」とか言わないよね(笑)。

──「うみゃー」は言わないかな。

岩井:
 名古屋弁ってイメージだけで使っている人いなくない(笑)?

──名古屋のイントネーションはありますけれどもね。

岩井:
 「でら」とかさ。

──「でら」は使うかな(笑)。

岩井:
 そのへんが見えちゃう感じ。過剰ないじりだなっていうのが。

──過剰ですね。そこも含めたディスりでしょうね。

岩井:
 あの女の子、ずっと味噌持ってるんだよ(笑)。

──持ってないわ(笑)。

岩井:
 そこがやっぱり見ちゃうね(笑)。朝、コメダ珈琲に行ってコーヒーを頼んでシロノワールを頼んだのね。「シロノワールはお食事のあとにしますか?」って言われて「あっ、はい」みたいな。 コーヒーとトーストが出てくるの。えっ、なんでトースト⁉ 頼んでないけど? みたいな(笑)。

──あるあるですね。

岩井:
 シロノワールが後々出てくるんだけど、デカっ(笑)!

──デカいですよ。ミニを頼まないと。

岩井:
 同じことを言ってるわ(笑)。

──ひとりじゃ食えないんだよ(笑)。

岩井:
 「普通はミニを頼むのが常識です」みたいなことを言っていた(笑)。

──じゃあ、これはアレだな。俺、知っているから見なくてもいいな(笑)。

岩井:
 普通じゃん! って思っちゃうっていうこと? それがすごい好きですね。