3番手で1回2/3を2安打1失点「ようやくチームの一員になれた気が」

 昨季限りで楽天を退団したメキシコシティ・レッドデビルズの横山貴明投手が21日(日本時間22日)、メキシコデビューを飾った。サルティーヨ・サラペメーカーズ戦に3番手で登板し、1回2/3を2安打1失点だった。

 横山は6回途中からマウンドへ。イニング跨ぎで7回まで投げた。7回表には楽天時代の同僚で、再びチームメートとなったアマダーの“援護弾”も飛び出し、試合は11-3で快勝。横山は「とにかくメキシコでは野球を楽しもうと思ってプレーしています。NPB時代とは少し違った感覚で投げることができ、楽しむことができました」と振り返った。

 横山は楽天退団後、12球団トライアウトを受けるもNPBの球団から声が掛からず、今年2月に米国を舞台にプロ契約を目指して結成されたトラベリングチームアジアンブリーズ」に加入。新たに身につけたサイドスローと、動く球を武器にMLB球団やメキシカンチーム相手に自身の投球を披露した。一時は米国独立リーグニュージャージー・ジャッカルズへの入団が決定したが、メキシコシティ・レッドデビルズからも入団オファーがあり、移籍を決断。そして、この日デビューした。

「試合に投げたことでようやくチームの一員になれた気がしました」と胸中を明かした横山は「久しぶりの実戦でまだまだ修正しなくてはいけないことがありますが、それも楽しさです」と今後を見据えた。新たな野球人生の大きな一歩を踏み出した。(Full-Count編集部)

アジアンブリーズの一員として新天地を求め投球を続けていた横山貴明【写真:本人提供】