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 埼玉県熊谷市(19万8900人)は、賞味期限切れが近い災害用備蓄食料を、子育て支援や子ども食堂の運営、防災啓発を行う市民活動団体へ無料配付した。

 同市は、災害用備蓄食料を12万食備蓄し、5年間の賞味期限が近い食料を毎年5分の1ずつ買い替えてきた。これまで賞味期限が近い備蓄食料は、地域の防災訓練などに活用してきたが、今回、19年6~7月に賞味期限を迎える備蓄用アルファ米の白飯50箱(2500食、アレルギー対応)、五目ごはん50箱(2500食、含小麦・大豆素材)を、1団体6箱(300食)を上限に配付した。転売禁止と賞味期限内での消費を条件としている。

(月刊「ガバナンス」2019年4月号・DATA BANK2019)

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