お笑いコンビ・スパローズの大和一孝が、5月20日に放送されたバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)、およびAbemaTVでの完全版に“借金界のキングクズ先生”として出演。「お金のしくじり回避授業」を行った。

自らを“借金界のキングクズ”と話し、これまでの借金総額は約1000万円、借金をした相手は、金融会社40社、知人60人、合わせて100にのぼると告白した大和。「お金はほぼ、うまい飯、ギャンブル、風俗に使っていました」と続け、生徒たちから「クズだよ!」と非難する声が上がった。

そんな大和は「借金の中で色んなことを学んだ」と話し、「クズというのは、(ギャンプルで)勝った時の明るい希望しか見なくて、負けた時の事は考えない。プラス思考がマイナスに働く事がある」など、クズの特性について解説。

また、借金を繰り返した結果、どの消費者金融からも貸してもらえなくなった大和は、「こんな僕にお金を貸してくれる神様のような3人を見つけます。1人目がバイトの上司、2人目は男気のある先輩芸人」と話し、男気のある先輩芸人にはみんなが見ている前で土下座をすると、男気からお金を貸してくれると説明しながらも、「(僕にとって)土下座の価値はハイタッチ程度。土下座はただの姿勢にしかすぎません。土下座をやる事くらい何とも思っていません。土下座の時、下から見ると“あっかんべぇ”している。しかも土下座して借りたお金も15分後にはギャンブルで消えてしまいます」と話した。

これを聞いた生徒の黒木ひかりは「本当にクズだと思います。クズ!」と一蹴。大和先生は「だから土下座をやる人がいたら全て疑った方がいい。金借りるためとか許しを乞うためとか、作戦としてみんなやっているだけ」と語った。

そして大和は「新たにお金を貸してくれる人を見つけました。3人目はファン」と口にした瞬間、またしても黒木が「本当に最低!これはヤバイ」と嫌悪感を露わに。授業の後半、借金総額が1000万円になってしまったと話す大和は「東京に来て12年、僕は33歳になっていた。芸人の微々たる収入とバイトではほとんど借金は減らなかった。最後の選択肢として、僕はとうとう“自己破産”した」と打ち明けた。