岡田准一が主演を務めるテレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子白い巨塔』(テレビ朝日系5月22日~26日21時)の第二夜が今夜放送。次期教授選での熾烈な駆け引きが繰り広げられる。

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 本作は1965年に刊行され、シリーズ累計600万部を超える山崎豊子の同名小説を映像化した医療ドラマ。時代設定を2019年に置き換え、大阪の大学病院を舞台に、野心家で傲慢とも言える性格から反感を抱く者も少なくない医学部准教授・財前五郎(岡田)が“第一外科・教授”の座に向かい邁進する姿を描いていく。

 第一夜では、浪速大学のスター准教授である財前五郎が、浪速大学医学部第一外科教授になるために、野心剥き出しに、さまざまな手段を使い教授選に突き進むシーンが展開された。

 今夜放送の第二夜では、財前が師である東貞蔵教授(寺尾聰)に依頼した手術が開始される。だが、長時間の手術のため、焦りと疲労が蓄積した東は、誤って患者の動脈を傷つけてしまう。財前は、術前CTの見落としを指摘し、まるで待っていたかのように手術を続行。これにより、教授選で対立しつつあった、財前と東教授の決別が決定的なものとなる。同期の内科医・里見脩二(松山ケンイチ)は、この光景を目の当たりにし、教授の座に固執するあまり良心を失っていく財前に複雑な思いを感じる。

 一方、教授選に向けての裏工作が激化。財前を教授にしたい義父・財前又一(小林薫)は、医学部長・鵜飼裕次(松重豊)を取り込むため、財力にものを言わせて暗躍。また、財前と決別した東は、東都大学の船尾徹(椎名桔平)とともに、金沢国際大学の教授・菊川昇(筒井道隆)を教授選候補に擁立するため奔走する。

 そして迎えた教授選の投票日。突然、東が棄権を表明。さらに得票数が過半数に満たず、後日改めて財前と菊川の決戦投票が行われることになる。

 欲望が渦巻く教授選はさらに混沌を極め、裏工作も激化の一途をたどることになるが、決選投票を前に、財前の足元をすくう事態がぼっ発し…。

 テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子白い巨塔』第二夜は、テレビ朝日系にて今夜5月23日21時放送。

ドラマスペシャル『白い巨塔』第二夜場面写真(C)テレビ朝日