先日フェイスブック(Oculus)から発売されたばかりの一体型VRヘッドセット「Oculus Quest(オキュラス クエスト)」を装着し、VRゲームを“野外で”プレイする動画が話題になっています。
動画では男性がOculus Questを装着し、広大な広場(総面積にして“約6050平方メートル”とのこと)を駆け回りながらVRゲーム「Apex Construct」をプレイ。従来、屋内でのゲームプレイを想定しているOculus Questのプレイエリアは2m×2m(4平方メートル)ですが、彼は実に自由なVR体験を実現しています。
この動画を投稿したのはYouTuberのJugon Virtual氏。本来Oculus Questは2019年5月21日から正式に発売される予定ですが、動画が公開されたのは5月20日。方法は不明ながら、彼はOculus Questの先行入手に成功した模様です。
屋外の広場をプレイエリアに設定し、超広大で自由なVR体験が実現
5月21日に発売されたOculus Questは、充電時の接続以外ケーブル類を必要としない、いわゆる一体型VRヘッドセット。ケーブル類に悩まされることなく、PC接続無しでVRゲームやアプリを体験できます。
この利点を最大限活かすべく、Jugon Virtual氏は広場の一帯をプレイエリアとして設定。文字通り縦横無尽にVRで動き回れる環境を確保しています。動画では、Jugon Virtualさんが壁や障害物などに悩まされることなく「Apex Construct」をプレイする様子が収録されています。
https://www.youtube.com/watch?v=Eb_xZYDAfjM
プレイヤーの場所移動を含むVRゲームには、移動のためのスティック操作や、位置を指定してのワープするシステムが採用されています。これらのシステムは安全面を考慮して作られていますが、プレイヤーが“実際に脚を動かして歩く・走る”といったシステムと比較して、没入感を削いでしまう問題もあります。今回のJugon Virtual氏の試みは、周囲の安全確保が必要などの課題は存在するものの、その問題点を解決した例と言えるでしょう。
(※なお、公式にはOculus Questの屋外での使用は推奨されていません。トラッキング用のカメラの精度が落ちることも考えられます)
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(参考)UploadVR
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