念願のマイホームを手に入れたものの、住んでみたら周辺環境の音が思った以上に大きい……。

騒音問題は、住んでみてから気づくこともあり、なかなか事前の対策が難しいもの。

集合住宅に住んでいる場合も、上下階の音が気になったり、反対に自分の家の物音が周りに迷惑をかけていないか、気になることもありますよね。

今回は、そんな騒音問題にお悩みの方に、部分対策できるおすすめアイテム3つをご紹介します。

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騒音はどこから?部分対策でも効果あり!

寝室

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例えば、上階からの足音が響く場合は、天井から音が伝わっていることが原因。

また、夜寝るときに外の車の音が気になる場合は、寝室の窓の隙間から音が漏れている場合が多いといえます。

このように、どこから騒音が入り込んでいるかが分かれば、騒音が媒介している部分に対策を施せば、現状よりも音の影響を小さくすることができます。

また、反対に、自分たちの音がご近所に迷惑をかけていないか、心配な場合もありますよね。

自身が子育て中だったり、ペットを飼っていて気になる場合は、まず窓の隙間からの音漏れを対策してみましょう。

 

手軽に取り入れられる騒音対策アイテム。おすすめ3つ

1.ドアや窓の隙間に…遮音テープ

ドア

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ドアと床の隙間や、窓とサッシの隙間など、スムーズな開け閉めのために、これらいわゆる“開口”には必ず隙間が設けられているものです。

実はこの隙間から音は出入りしやすく、ここを埋めるだけでも音の影響は大きく変わってきます。

防音テープは、防音シートをテープ状にしたもので、100均でも手に入れることのできる手軽な商品。

合成ゴムやウレタンなどの防音材を含んでおり、この素材に音を吸収することで、音の侵入を防ぎます。

ただし、開口部に施すものであるだけに摩耗しやすいので、定期的に張り替えるなど、メンテナンスをしっかりと行いましょう。

 

2.防音テープとの合わせ技で…防音カーテン

カーテン

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防音テープとセットで使うことで、より効果大なのが、防音カーテン。

音対策のものには、遮音・吸音・防音などがありますが、音を跳ね返すだけの(音を小さくできる訳ではない)遮音カーテンや、音を遮断することができない吸音カーテンに比べると、外からの音にお困りの場合は、防音性能のバランスの取れた防音カーテンがおすすめです。

設置する場合は、できるだけ床ギリギリの長さになるようにして、こちらも隙間を最小限にするようにしましょう。

 

3.壁越しの音が気になる場合は…遮音・吸音シート

壁

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壁越しでお隣の音が気になる場合は、遮音・吸音シートを設置してみましょう。

遮音と吸音の両方を合わせて設置するところがポイント。

吸音材で音のボリュームを吸収して小さくした後、遮音材で跳ね返すことで、片方のみを使用した場合よりも、より防音効果を発揮します。

手軽なものは、ホームセンターなどでも入手することができます。

ただし、効果が高いシートの場合は、その分重量があるもの。

両面テープなどで接着しても、落下する恐れがあり危険ですので、ねじ止めが必須です。

今では、ワンタッチで壁一面にはめ込めるものや、低コストで設置してくれる業者もありますので、プロにお任せしてみるのも一つの手です。

 

適材適所で防音対策をして、快適な住環境を!

床

Mills / PIXTA(ピクスタ)

防音対策は、一つの方法では防ぎきることが難しいもの。

でも、複数の方法を上手に組み合わせれば、今まで感じていた音のストレスも大きく軽減します。

おうちでできるちょっとした工夫を試しながら、生活しやすい住環境を整えていきましょう!

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