今シーズン活躍した若手選手を全10回に分けて取り上げる「セリエAヤングスター特集企画」。第9回は、サンプドリアの新たな守護神として活躍するGKエミル・アウデロを紹介する。

名前:エミル・アウデロ(Emil Audero)
所属:サンプドリア
国籍:イタリアインドネシア
誕生日1997年1月18日
年齢:22歳
身長/体重:192cm/83kg
主なポジションゴールキーパー
リーグ成績:36試合出場

 インドネシア人の父とイタリア人の母を持ち、インドネシアのマタラムから生後間もなくしてピエモンテ州のクミアーナに移り住んだ。幼い頃からGKとしてプレーし、11歳のときに当時ユヴェントスのGKコーチだったミケランジェロランプッラ(現中国代表GKコーチ)の目に留まり、名門クラブ入団を果たした。

 U-15以降すべての年代別代表に招集された経験を持つエリートで、16-17シーズンには、スクデット決定後の最終節ボローニャ戦でセリエA初出場を記録した。昨シーズンフィリッポ・インザーギが指揮したヴェネツィアに貸し出され、セリエBで35試合に出場。初めて、シーズンを通してレギュラーとしてゴールを守った。

 昨夏にはサンプドリアレンタル移籍。退団したエミリアーノ・ヴィヴィアーノに代わる存在としてマルコジャンパオロ監督から全幅の信頼を置かれ、開幕戦から第36節までフル出場するなど、サンプドリアの新しい守護神となった。

 アーセナルからの関心が噂される中、2月にはサンプドリア2000ユーロ(約24億円)の移籍金を払い完全移籍のオプションを行使。ミランジャンルイジ・ドンナルンマやナポリアレックス・メレトといった優れた同世代のGKと“ネクストブッフォン”の座を争う。

文=佐藤徳和/Norikazu Sato

サンプドリアで守護神として活躍するアウデロ [写真]=Getty Images