7月にスタートする土曜ドラマ「ボイス 110緊急指令室」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)で、主演を務める唐沢寿明クランクイン。初日からハードなアクションを繰り広げた。

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本作は、警察の緊急指令室が舞台。電話による通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」することが刑事の使命であり、一つ一つの判断が被害者の生死を分ける“タイムリミットサスペンス”だ。

「ハマの狂犬」の異名をとる敏腕刑事・樋口彰吾を演じる唐沢は、横浜の夜の港でクランクイン。役作りのため無精ひげを生やした姿で撮影現場に現れた。

撮影したのは強行犯係・樋口が同僚と張り込んでいる中、強盗殺人犯たちが現れ、格闘の末に取り押さえるシーン。

「撮影に向けて、体づくりはずっとやっていました」と語る唐沢は、アクション監督の指導の下、何度も入念に動きを確認し、キレのあるアクションを披露した。

深夜にまで及ぶ撮影を終え、唐沢は「アクションチームは以前にも一緒に仕事をしたことがあるチームだったけど、今日はさらに激しいアクションだった」と語り、手応えを感じている様子。今後のアクションにも自信をのぞかせた。

唐沢寿明コメント

初日からかなり激しいシーンでしたね(笑)。

アクションチームは以前にも一緒に仕事をしたことがあるチームだったけど、今日はさらに激しいアクションだったから、あちこちにアザが出来ちゃったよ(笑)。でもその分、迫力のあるシーンになっていると思います!

撮影に向けて体づくりはずっとやっていました。走りこんだり、格闘技のレッスンに参加したり、けがをしないように毎日ストレッチをして柔軟性を高めたりして、いつでも撮影に挑めるような準備はしています。

スタッフもみんな元気で、いい雰囲気の中でクランクインできたので、良い作品になると思います! 乞うご期待!

第1話あらすじ

港東署の敏腕刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)の妻が、鈍器で顔面を殴打されるという残虐な方法で殺害された。妻は殺害される直前、緊急指令室に電話で助けを求めたが、その際に指令室は機能しなかった。

それどころか、緊急指令室から妻にかけ直した電話の音で、犯人にその居場所を分からせてしまうという失態を犯した。樋口はその頃、別の事件の逃亡犯を追いかけており、全てが終わった後に、その絶望的な事実を知る。

捜査の結果逮捕された被告人・相良卓也に対する裁判が行われた。相良の家から被害者の服が見つかったため、犯人に間違いないと思われていた。

しかし、妻からの通報を受けた緊急指令室員・橘ひかり(真木よう子)が証人として出廷すると、予想に反して「事件の時に聞こえた犯人の声が、相良とは違う」と証言。

さらに、顎からカチカチと微かな音が漏れていたと言い、あくまでも犯人は別にいると主張した。結果、相良は保釈後に逃亡し、事件は未解決となる。

それから3年…。妻を亡くして無気力になった樋口は、交番勤務をしていた。一方、橘ひかりは科捜研勤務を経て、緊急指令室の室長に着任。それを知った樋口は、指令室に乗り込む。

「聞こえもしない声を、何で聞こえると言ったんだ! 何で犯人を庇った!?」と樋口が問い詰めると、ひかりは「…私が真実を話したら、信じてくれますか?」と言う。

その時、緊急指令室へ一件の通報が…。それは、拉致被害にあった若い女性から助けを求める電話だった。(ザテレビジョン

唐沢寿明が主演ドラマ「ボイス 110緊急指令室」にクランクイン!