まだ5月だというのに真夏日を記録した日本列島。今年の夏も例年通りの猛暑が予想されるが、暑さを乗り切るための対策のひとつとして、肌に密着する下着を“夏用”に替えるというものがある。気象予報士の吉村真希さんが、架空の天気予報番組に出演して夏用ブラジャー“夏ブラ”を紹介する動画が公開された。吉村さんが本物の気象予報士だけに一見本当の番組のようなリアルさを持ちながら、吉村さんが一人二役をこなすユニークな番組だ。

MBSラジオなど関西を中心に活動している吉村真希さんが出演した架空の番組『ブラッと天気予報』では、「夏ブラ情報MAP」が登場する。吉村さんが「早速、夏ブラ情報MAPから見ていきましょう」と話すと、日本地図のあちこちにブラジャーのマークが現れる。天気予報番組では花粉情報や洗濯指数などさまざまな役立つ情報が提供されるのがお馴染みだが、どうやらそのひとつのようだ。吉村さんは「今日は全国的に夏ブラ一色の予報になっています」と説明する。

その後番組は中継先へ。「むなもと すずかさ~ん!」と吉村さんが呼びかけるも、なかなか登場しないむなもとさん。「しばらくお待ちください」の画面に切り替わった後、吉村さんにそっくりな「むなもと すずか」さんがようやく画面に現れる。ワコール本社にいるむなもとさんによると、先ほど「夏ブラ情報」が出たために、みんな夏ブラに着替えているということだ。むなもとさんは「アウター同様、ブラも衣替えが夏の習慣になりそうです」と中継を締めくくる。

この「夏ブラ」とは、吸汗速乾性のよい素材を使用し、アウターにひびきにくく、圧迫感を軽減するなど夏を快適に過ごせるよう工夫されたブラジャーのこと。ワコール人間科学研究所にて行われた「“夏ブラ”体験会」では「軽くてムレにくい」「サラッとしている」「脇や背中も段にならない」などの感想が聞かれたという。

吉村さんによると、「猛暑日」や「特別警報」という気象用語は、平成に入ってから新たに生まれたそうだ。背景には、地球温暖化や都市化の影響で気温が上昇したことが挙げられるが、新たな言葉が作られるほど暑い日や人命に関わる災害が増えているということになる。吉村さんは、暑さ対策として「一番肌に密着する部分だからこそ、より素材にこだわったほうがいいなと気づきました」と明かし、「まさに、“夏ブラ”は私にとって意識改革です。近い将来、『夏は“夏ブラ”』が当たり前になるかもしれませんね」とインタビューで語っている。

ワコールでは『ときはなつブラDry』を抽選で5名にプレゼントする「#夏ブラ拡散キャンペーン」を6月10日まで開催中。キャンペーン詳細や吉村さん出演の動画はサイト「夏ブラ大作戦 the 2nd」(https://www.w-wing.jp/natsubra/article1.html)にて閲覧できる。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

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