浸水のおそれがない地域へ避難するよう呼びかける江戸川区の水害ハザードマップが注目を集めている。

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「ここにいてはダメです」——江戸川区の水害ハザードマップの表紙には、平易で率直なメッセージが記されている。大規模水害時に区のほぼ全ての地域が浸水のおそれがあることを示すカラーの地図上に黒い文字を重ねているためか、10文字のメッセージはクッキリ。区内にとどまると危険だと示すとともに、埼玉方面や東京西部方面といった、江東5区外の標高が高い地域や浸水のおそれがない地域への避難(広域避難)の呼びかけも一目で分かるようになっている。


とどまることが危険であることをあまりにストレートに伝えるハザードマップTwitterでは、「まさか自分が住んでる区から『どっか行け』って言われるとは思わなくて笑っちゃった 」「避難を考えるキッカケになって良いのでは」「正直でよろしい」といった声が多数。また、「自区が水害の時には危険であることを、こんな風に伝える江戸川区職員さんの勇気と責任感に尊敬の意を」「江戸川区民ですがこれはひどい」「お母さんドン引きしていたよね…確かに西日本豪雨くらいの雨降っちゃったら、助かる見込みがないもん」といった様々な声が寄せられ、大きな反響となっている。


このハザードマップは、江戸川区が10年ぶりに改訂し、5月20日から区内全戸に配付しているもの。大規模水害時における区民の広域避難のために、洪水と高潮を対象とした最悪の事態を想定し、大規模な水害が起こったら“どうなるか”、命を守るために“どうするか”を分かりやすく30ページを超えるボリュームで解説している。区役所本庁と各事務所で希望者に配布するほか、区ホームページからもダウンロードすることができる。区は、今回のハザードマップを活用し「避難ルートの確認と避難場所の準備を」と呼びかけている。


江戸川区水害ハザードマップ

江戸川区水害ハザードマップ表紙