就活生だった頃の自分に伝えたいこと

あのときこうしていれば。このことが事前に分かっていたら……。人生は後悔先立たずなものだが、最たるものが就活ではないだろうか。就活に失敗した、一社目の選択を間違えたと感じている人も多いだろう。

もし、就活真っ最中の自分に伝えられるなら、何と言うだろう。キャリコネニュース読者から「就活生だった頃の自分に教えてあげたいこと」というエピソードを募集すると、切実な声が多く寄せられた。

昨今、「好きなことを仕事にしよう」という風潮があるが、クリエイティブ職の20代男性は、「好きなことと得意なことは別。それも自分がやったことのないことならなおさら」という。

「自分が新卒で選んだ仕事は"お客さん"としての好きだった。未経験から始めても『好きだから続けられるだろう』という甘い見積もりで大事な新卒カードを切るな」

社会の荒波に揉まれていると、日々の生活で手一杯になることもある。管理・事務職の40代女性からは、「自分が何をやりたいのか?ってことをじっくり考える。この先、そんなことをゆっくり考える機会はそんなに多くないです」といった声も寄せられた。

「あなたはベンチャーや外資を避けているけど、そっちを選んだ方がいい」

では、過去の就活や自身の現状を振り返って、どうやって一社目を決めればよかったのだろう。クリエイティブ職の20代男性は、「企業の初任給でなく、平均年収と平均年齢が重要」と訴える。

「学歴フィルターは間違いなくあるので、自分の大学より上のランクを目指すなら資格や留学で穴埋めが必要。バイトリーダーや副部長の肩書きは意味なし」

技術職の20代女性は、「中小・零細に入るな。新卒切符を大事に使え。『私なんかが大手は無理』ではなく、記念受験と思って駄目元でもいいから受けること」という。管理・事務職の30代女性は、過去の自分をこう諭す。

「あなたはベンチャーや外資を避けているけど、そっちを選んだ方がいい。10年経ってからガチガチの内資系社風に全く合わないことに気づいた。当時は大人の言うことを間に受けて、安定が良いことと思い込んでいた」

安定や規模年収より、自分に合った場所で働くのが一番幸せだといい、「世間的に良い企業でも、合わなければ地獄」という。彼女は給料のいい企業に新卒入社したが、「合わないため体調を崩し、医療費に給料が消えてしまった。目先の利益に惑わされないで」と綴った。

「落ちても君が悪いことなんて微々たるものだよ。タイミングと運」

一方、就活で失敗してしまっても、なんとかなるという声も寄せられた。管理・事務職の30代女性は有名私大を卒業したが、超氷河期で「3桁のエントリーシートを送っても面接まで進むことは稀。まして内定など……」と振り返る。

「就活は全くうまく行かないけど何とかなってる!レジのパートで一生を終えなくて良い。その後、2回転職を重ね、何とか生きていける生活を手に入れた。大卒一斉採用でつまずいたこのコンプレックスは一生モノだけど」

また、「落ちても君が悪いことなんて微々たるものだよ。タイミングと運」(20代男性、クリエイティブ職)、「面接官はお前のスキルなんて興味ない。伸びそうか、すぐ辞めないか、一緒に働きやすいか、という目で見てる」(30代男性、技術職)という人もいる。ほかにも、

「就活失敗しても死なない」(20代女性、クリエイティブ職)
「就活生の時なんであんなに苦しんでたのかと思うくらい転職のが楽」(20代女性、クリエイティブ職)

という声が多く寄せられた。

※キャリコネニュースでは引き続き、「就活生だった頃の自分に教えたいこと」を募集しています。