FIFA U-20ワールドカップ(W杯)グループD第1節の2試合が24日に行われた。

2大会ぶりの本大会出場となったU-20ナイジェリア代表は、AFC U-19選手権を3位で通過したU-20カタール代表と対戦し、4-0で勝利した。

序盤から主導権を握るナイジェリアは12分、ボックス左深くから侵入したウドが左足を振り抜くと、相手GKの弾いたボールをエフィアムが押し込み、先制に成功。

幸先良く先制したナイジェリアは、24分にもドリブルでボックス左深くまで侵入したウドの折り返しをゴール前のオフィアが流し込み、追加点を奪う。

後半も攻勢を続けるナイジェリアは68分、相手GKのロングパスを中盤でカットしたマイケルが素早く前線へスルーパスを供給すると、相手DFの裏に抜け出したデレ=バシルがGKとの一対一を冷静に流し込んで3点目。

攻撃の手を緩めないナイジェリアは、74分にも左CKの折り返しをアリュウがゴールに突き刺しダメ押しの4点目まで奪って見せた。その後も危なげない試合運びを見せたナイジェリアは、4-0でカタールを下し今大会を快勝スタート。グループ首位に躍り出た。

また、同日行われたグループD第1節のもう1試合のU-20ウクライナ代表vsU-20アメリカ代表は、2-1でウクライナが勝利した。

試合が動いたのは26分、ツィタイシュビリのロングフィードから最前線のブレツァが巧みな反転でマークを外して抜け出すと、ボックス中央からダイレクトシュートを流し込んだ。

先制を許したアメリカだが、32分に反撃。細かなパスワークで敵陣に侵入すると、デストのパスをボックス左で受けたティモシー・ウェアの折り返しからセルバニアがゴールネットを揺らした。

1-1で迎えた後半、先にスコアを動かしたのはウクライナ。50分、ブレツァの左CKをポポフがヘディングシュートを叩き込み、勝ち越しに成功。

結局、これが決勝点となり2-1でウクライナが白星スタートを飾った。

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