桜田ひよりが、5月24日に福島・いわきで行われた映画「薄暮」舞台あいさつ付き特別試写会に登壇した。

【写真を見る】舞台あいさつ付き特別試写会に登壇した福原香織、桜田ひより、山本寛監督(写真左から)

本作は、山本寛監督が送る「blossom」(2012年)、「Wake Up,Girls!」(2014年ほか)に続く東日本大震災の復興プロジェクトの一環「東北三部作」の最終章として、6月21日(金)から全国公開される。

ヒロイン小山佐智の声優を務めた主演・桜田は、映画の舞台となったいわきに、佐智の姉役として共演の福原香織、そして山本監督と共に登場。

「元々アニメがすごく好きで、声優に憧れて、尊敬している部分がありました。それゆえ、声優のオファーをいただいたときは、うれしさと共に、“私でいいのだろうか”と不安もよぎりました。しかし、監督が薄暮への思いをたくさん伝えてくださったので、その分、私も期待に応えたいと思いました」と、声優初挑戦となった本作への意気込みを語った。

また、「台本をめくる時に音が出ないようにしたり、せりふの息の出し方を試行錯誤するなどしながら演じましたが、収録自体すごく楽しかったです」と、アフレコの様子を振り返った。

最後に、「初めてのことばかりで、貴重な体験をさせていただいた感覚があります。佐智と私は似ている部分があり、自分の気持ちをあまり表に出さず、自分で深く考えてしまうところなど、共通している点が多いです。佐智のことが大好きになった作品です。6月21日の公開を、皆さまと一緒に楽しみにしています」とあいさつして締めくくった。(ザテレビジョン

いわき市役所内記者クラブで記者会見が行われ、桜田ひより、山本寛監督が出席した