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札幌でも今季初の真夏日となった今日25日、この暑さは明日26日も続き、むしろ今日よりも明日の方が気温が高くなる見込みです。その後の天気傾向も含め、解説します。

今日これまで

北海道でも厳しい暑さとなり、午後6時までに最も高くなったのは網走地方の佐呂間で、32.9度まで上がりました。札幌でも気温が上がり、5月の観測史上1位タイとなる31.1度となり、小樽は5月の観測史上初の真夏日となる30.2度となるなど、各地で記録的な暑さとなりました。

上空の気温が高い

上空約1500mには真夏でも珍しいような暖気が流れ込んでいます。
5月としてのこれまでの最高気温は午前9時で18.3度(1974年5月18日)、午後9時では 18.5度(2001年5月14日)となっており、最新の予測によると、今夜から明日朝にかけてこの値を更新する21度前後まで上昇する可能性が高くなっています。
これに伴い、地上付近も気温が上昇して明日も広い範囲で30度以上の真夏日となり、内陸などでは35度以上の猛暑日となる所もあるでしょう。
北海道で5月に猛暑日となれば、統計史上初めてのこととなります。

熱中症に対する警戒が必要!

熱中症対策には以下のよう予防が重要です。
・暑さを避ける
日陰を選んで歩いたり、日傘や帽子をかぶったりなど、直射日光を避けることは有効です。
・服装を工夫する
吸水性に優れた服や下着を着ましょう。また、襟元を緩めるなどし、通気性をよくすることも重要です。太陽光のもとでは、熱を吸収しやすい黒系の服を避けることも必要です。
・こまめな水分補給
知らないうちに汗をかいていることもありますので、こまめな水分補給は重要です。たくさんの汗をかいた場合は、スポーツドリンクや塩飴などで水分とともに、塩分の補給もしましょう。
また、北海道内の多くの地点で、食中毒警報が発表されていますので、食品の管理にも十分注意して下さい。
この高温傾向のピークは明日26日となりますが、明後日27日も引き続き内陸を中心に気温が高くなり、真夏日となる所がありそうです。28日以降はこのような猛烈な暑さはおさまりますが、引き続き平年よりも気温の高い状態が続くでしょう。気温の高い一週間となります。

北海道 やはり暑い。明日も記録更新の可能性あり!