向上心( Witthaya Prasongsin/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

あなたは向上があるほうだろうか。仕事の場などにおいて、向上心を持ってステップアップしていきたいと考えている人にとっては、向上心もなく必要最低限の仕事しかしようとしない人は扱いづらく、イライラする存在だろう。

一方、向上心のない人は、一定水準の生活が出来れば満足なのに、より高みを目指せと言ってくる人に対して「ほっておいてほしい」という感情を抱いてしまうかもしれない。

近年では、向上心を持ち意欲的に活動すると「意識高い系」と揶揄される風潮も。こうした時代の流れでも、向上心を持つことは必要なのだろうか。

 

■8割が向上心は大切

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の76.6%が「向上心を持つことは大切だ」と回答した。

向上心

また、男性は73.9%なのに対して、女性では78.9%と、女性のほうがやや向上心を持つことを重要視している傾向があるようだ。

 

■20代男性はやや無気力?

さらに、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

向上心

もっとも割合が低かったのは20代男性で56.7%。同世代の女性とも差が大きく、平均と比べても20ポイント近く低い結果となった。

また、男女とも10代の割合は高いが20代で低くなり、その後年代が上がるにつれて割合も高くなっていく。もっとも割合が高いのは60代で、男性82.5%、女性は85.1%。

10代は、将来の夢や希望に満ちている。また、学校ではテスト勉強をすれば良い点が取れるといったように、努力が結果に直結することが多い。10代は向上心が生まれやすい環境にあるのかもしれない。

対して、もっとも割合が低くなる20代は、そうした学生生活を終え働きはじめる年代だ。

仕事は、勉強とは違い正解がなく、努力したからと言って必ず評価されるわけではない。向上心を持って努力したにもかかわらず認められなかった経験を味わってしまうと、また頑張ることに抵抗感が出てくるのだろうか。

 

■向上心が強い職業とは

なお、向上心を持つことは大切だと答えた人の割合を職業別に見ていくと、ある傾向が見えてきた。

向上心

もっとも割合が高かったのは自由業の83.3%。専業主婦が81.0%で続いた。一方、もっとも割合が低かったのは会社員で72.8%だった。

自由業は、決められた時間に決められた仕事をしているわけではない。このレベルで良いと見切りをつけることもできるが、自分の向上心次第では、より高度な仕事に取り組むこともでき、努力が目に見えて結果につながるのが特徴だ。

頑張りをダイレクトに評価してもらえる職業ほど、向上心を持って取り組むことが大切だと感じているようだ。

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(文/しらべぇ編集部・赤坂

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

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