川崎FW宮代、昨年の誕生日はPK失敗の苦い記憶 突破かけた一戦へ思いを語る

 U-20日本代表は、26日にU-20ワールドカップ(W杯)グループリーグ突破をかけてU-20メキシコ代表戦に臨む。初戦のU-20エクアドル戦(1-1)で途中出場を果たしたFW宮代大聖(川崎フロンターレ)は、次戦に向けて「出場することになったとしたらチームの勝利に貢献できるように、FWとして結果というものを出せるように頑張りたい」としたうえで、試合当日に誕生日を迎えることで「誕生日なので得点を取りたいというのはある」とゴールへの意欲を示した。

 宮代は2017年U-17W杯に出場して2得点を奪う活躍を見せると、その後も代表でコンスタントに得点を奪取。昨年のU-19アジア選手権でも大事な局面で得点を決め、U-20W杯の出場権獲得にも大きく貢献した。またクラブレベルでは昨年に川崎とプロ契約を締結。高校3年生でのプロ契約はクラブ史上初のこととなった。

 今大会では初戦のエクアドル戦で後半のスタートから途中出場。「前半、ベンチから見ていてバイタルのスペースが少し空いているなと感じていた」とうまく間に顔を出しながらボールを受けると、前線で起点を作ってチームの勝ち点1獲得に一役買った。しかし、宮代自身はFWとしてもっとできることがあったと主張している。

「前線で起点となってボールを運ぶことはできたと思うが、ゴール前での仕事がFWとしての仕事。そういう部分は、この前の試合は少し足りなかったなと思う。自分自身結果を出したいという思いもあるので、ゴール前にもっと顔を出せたらなと思います」

メキシコ戦当日は19歳の誕生日 「まずは自分のやるべきことをしっかりやる」

 そして、メキシコ戦の当日は宮代にとって19回目の誕生日となる。昨年の誕生日は「クラブユースの予選でPKを外して負けてしまったので、あまりいい誕生日ではなかった。苦い思い出がある」と苦笑いを浮かべたが、改めて今年の誕生日に迎える大事な一戦に向けて思いを語った。

誕生日なので得点を取りたいというのはある。だけど、それで空回りしても意味がない。出場することになったとしたら、まずは自分のやるべきことをしっかりやってチームの勝利に貢献できるように、FWとして結果というものを出せるように頑張りたいと思います」

 川崎でなかなか出場機会に恵まれず、今季は公式戦未出場だが「普段からフロンターレというレベルの高いチームの中でやっているので、そういう面では自分も成長を感じている。自分も自信を持ってこの場に来ている」と語気を強めた宮代。メキシコ戦ではチームを決勝トーナメントに導くゴールを期待したいところである。(林 遼平 / Ryohei Hayashi

U-20日本代表FW宮代大聖【写真:林遼平】