Image: TheResistorNetwork/YouTube

ハイブリッド車なので出来たのだそうな。

レーシングゲームのシミュレーターってのはある種、のようなものらしく、かつてはVRレーシング用シミュレーターを約273万円かけて自作した猛者なんてのもいたくらい。やはりシミュレーターというものは「どこまで本物と同じセットアップを組めるか?」というのがキモなんですよね。

ということでhackster.ioでは、ハッカーTheResistorNetworkことアンドリュー・ロシニョールさんがキャデラック ELR」をハッキングし、レースゲームが遊べるシミュレーターにしたことを取り挙げています。

もう本物の自動車なので、これ以上のシミュレーターはないワケです。

ハッキングの方法

この車種はハイブリッドカーなので、OBD(オン・ボード・ダイアグノーシス)ポートからCAN-BUSコントローラーエリアネットワーク-バス)を経由して、Linux PCコントロールの状態を読み取ることが出来たのだそうです。PCはカーネルモジュール入力で、車両をコントローラーのように扱うことが出来るので、あらゆるレーシングゲームプレイ可能にしてくれるようになりました。

そして車庫内に白い布を張り、プロジェクターで映像を投影すれば出来上がり。ペダルやハンドルシートはすでに搭載されており、ゲームの音もスピーカーから鳴るので車内をイジる必要はありません。なのでロシニョールさんは、このキャデラックはまるで「シミュレーターになるために作られたかのようだ」とコメントしています。

コーディングGitHubから入手できるので、我こそは! という方はぜひ。

とはいえ少々リアルになりきれない問題も

問題はカーブしたあとにハンドルが戻らないことと、フロントサイドいっぱいに画面が広がらないことだそうです。画面はプロジェクター次第なので解消されますが、あとは車体の揺れがないのも没入感には少々欠けますかね。でもこれを、たった1日で完成させたというから恐れ入ります。

いつぞやはリアルさを追求しランボルギーニ・アヴェンタドールXbox Oneのコントローラーにしてしまった男もいましたし、逆にゲームパッドで実車を運転するパターンもあったりするんですよね。

恐るべし、レーシングゲームの世界。

Source: YouTube , GitHub via hackster.io