就活のときに学歴で選べる会社が限られたり、就職後の出世や給料に差が出る学歴社会日本。大学全入時代といわれる現代では、多くの人が大学まで進学するが、中には家庭の事情や金銭的理由で進学できない人もいる。

そんな中、政府は低所得者世帯を対象に大学などの高等教育を無償化する新法を成立させた。TBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』ではだ日本の大学が抱える問題について特集。ビートたけしの意見に注目が集まっている。

 

■実力主義にすればいい

VTRが終わると安住アナが大学無償化新法について説明。ビートたけしの意見は…

「大学なんか行かなくても就職すればいいのにな。実力主義にすればいいのに。募集に大卒いくらとか書いてあって高卒は低いのがおかしい。その人の実力なんだから。もらえるやつはもらえる。ダメな奴はいくら良い大学を出たってダメなの」

 

と強く訴えた。

 

■良いことを言った!

ネットでは「良いことを言った」など、たけしの意見を称賛する声が目立っている。

 

■学歴高い=仕事ができる?

「いい企業に就職するためには高い学歴がないといけない」ともよく言われるが、学歴はそれほど重要視されているのだろうか。しらべぇ編集部は、全国20代~60代の働く男女649名を対象に「仕事の能力は学歴と比例すると思う」かどうかの調査を実施。

学歴1

その結果、男女ともに8割の人が「仕事の能力と学歴は比例しない」と回答した。どんなにいい学歴があっても、仕事ができない人がいるのも確か。多くの人は「学歴ではわからない」と思っている。

学歴は、給料を決めたりするのには一番わかりやすい指標かもしれない。しかし、世の中には学歴と無関係に実力がある人も少なくないだろう。大学全入時代の現代だからこそ、学歴だけで判断するのは難しいのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・嘉手川 裕太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)

ビートたけしが学歴社会への不満を語る 「実力主義にすればいいのに」