AFCチャンピオンズリーグは破竹の5連勝でグループステージ首位通過。一方、J1リーグでは第8節のFC東京戦以降5連敗と苦しんでいたサンフレッチェ広島。敵地・埼玉スタジアム2002での浦和レッズ戦は、今季J1初先発の森島司が全得点に絡む活躍を見せ、4月14日以来となる勝ち点3を獲得した。

 キリンチャレンジカップ2019、そしてコパ・アメリカに臨む日本代表メンバーに選出された若き守護神・大迫敬介は7試合ぶりの完封で勝利に貢献。「代表に向けていい形で行きたい気持ちはあるので、無失点で勝てたことは自信になりました」と久々の勝利を噛み締めた。試合終了後には「ずっとテレビで見ていた憧れの選手」だというGK西川周作とユニフォームを交換。「『頑張りなよ!』って言われて、ものすごく嬉しかった」と笑みを見せた。

 プロ2年目の今季はここまでJ1リーグ全試合に出場し、19歳にして日本代表入りを果たした。広島を率いる城福浩監督は「ゼロで抑えたことは良かったし、かなり風格、余裕も出てきた」と評価する一方、「大きく蹴るところでつなぐのか。つなぐべきところで大きく蹴るのか。判断の部分はもっともっと突き詰めていってほしい。彼のゴールはここではない」とさらなる成長に期待を寄せている。

 この言葉を受けて、「僕自身もそう思います」と大迫。「(日本代表は)目標にしてきた場所ではありますが、ここをしっかりに通過点にして、どんどん上に行きたいと思います」と高みを見据えた。

試合後には広島サポーターから日の丸のフラッグを受け取った [写真]=金田慎平