何となく暮らしにくいのは、家具のサイズが合っていないせいかも?

家族の人数、部屋の広さなどから、最適な家具のサイズを割り出す方法を伝授!

インテリアコーディネーターの深澤将さんによる「家族の悩みを家具で解決」シリーズを、3本まとめてご紹介します!

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1.ダイニングテーブルのサイズ選び。基本の計算式は?

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家具を買うとき、店頭で見たときはちょうど良いサイズに見えても、家に置くと大きすぎたり小さすぎたりしたことはありませんか?

我が家ではダイニングテーブルを購入したとき、思ったより小さくて、サイズ交換をお願いしたことがあります。

ファミリー向けのダイニングテーブルは横幅が120cm、150cm、180cmの規格が定番です。

ダイニングテーブルは「60cm×人数」で考えるのが基本。

4人家族だと120cmで良さそうに思いますが、実は60cmというのは最低限の幅なんですね。

子どもが小さいと4人家族で120cmでもちょうど良いかもしれませんが、成長とともに窮屈になってしまうことも考えられます。

余裕を持って座りたいときは、120cmではなく150cmを選ぶといいかもしれません。

詳しくは記事をチェック!

 

2.部屋の広さとの兼ね合いは「60cm」を基準に検討!

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ダイニングテーブルは大きければ大きいほど良いのかというと、必ずしもそうとは限りません。

部屋の広さに対してダイニングテーブルが大きすぎると、壁との距離が狭くなり、座り心地や動線が悪くなってしまいます。

また、「テーブルが広すぎると皿数が少なくて貧相に見える」「他の家具を配置するとき邪魔になってしまう」可能性もあります。

目安は「テーブルや椅子が壁から60cm以上離れて置けるか」です。

なぜ60cmなのかというと、建築やインテリア業界のプロが「人がストレスなく通行できる長さ」の基準値として使っている数字だからです。

家具の選び方をロジカルに解説!

詳しくは記事をチェック!

 

3.ソファ選びは肘置きと奥行きにも注意!

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ソファはダイニングテーブルなどと違い、製品によってサイズがバラバラです。

「一人当たり横幅何cm」という基準がないため、困ったときは「一人60cm」を目安にするといいですよ。

ちなみに横幅は座面だけでなく、肘置きも含むのでご注意を。

また、ソファ選びの盲点となるのが奥行きです。

ソファは2人掛け、3人掛けで選ぶことが多く、どうしても横幅に注意が傾きがちですが、奥行き次第で部屋に置いた時の存在感や座り心地が変わります。

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