■離乳食のヨーグルトの始め方とヨーグルトの選び方

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離乳食でヨーグルトを初めて赤ちゃんに食べさせてあげるとき、やはり気になるのはアレルギーのことですね。そこで、離乳食のヨーグルトデビューの仕方や、アレルギーとの関係について解説し、ヨーグルトの選び方や保存方法などもご紹介します。



・離乳食でヨーグルトはいつから食べられる?

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ヨーグルトは、初期の6カ月頃から、離乳食スタート後3週間以上経っていて体調の良いときに始められます。先に、同じたんぱく質性食品の豆腐・魚がデビューできてからにしましょう。初めてのときは、湯冷ましで薄めてのばしてから、”1さじを午前中に”という基本を守って、赤ちゃんに与えます。少しずつ慣らして、薄めずに量を増やして食べられるようにしていきましょう。アレルギーの心配がある場合は、胃腸の機能が発達してくる離乳中期になってから始めるようにしましょう。



・離乳食でのヨーグルトの注意点とアレルギーについて

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ヨーグルトは乳製品ですので、牛乳アレルギーが心配かもしれません。しかし、ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を入れ乳酸発酵させて作られています。牛乳に含まれるたんぱく質や糖分がある程度乳酸菌により分解されているので、消化吸収がしやすい状態になっています。そのため、牛乳の場合は1歳を過ぎてから生食がOKになりますが、ヨーグルトは初期から少しずつ生食ができ、アレルギーも起きにくいのです。
赤ちゃんが食べていい1日の量は?
ヨーグルトはすっきりさっぱりした食感で、赤ちゃんにも好まれる食材ですが、乳製品の1つとして考え、1日量を過ぎないようにしましょう。それが、食事全体の栄養バランスを取るうえでも大切で、アレルギー予防にもつながります。厚生労働省の「離乳の基本」によると、離乳中期で50~70g、後期で80g、完了期で100gとされています。国内で自治体や病院の行う栄養指導などは、すべてこの目安に従っています。加えて、赤ちゃん個人の離乳食の進み方や体調なども考慮するようにしましょう。



・離乳食で使うヨーグルトの選び方
赤ちゃんは、生まれてから母乳やミルクの味のみだったところから、離乳食でいろいろな味を覚えていきます。将来、大人になったときの味覚の形成は、この頃からの習慣が土台になります。離乳食の時期から、できるだけ薄味に慣れさせてあげることが大切です。ヨーグルトも、始めは無糖のものから食べさせてあげましょう。メーカーにより、味や質感が違うので、大人が食べてみて酸味が少ないものがおすすめです。

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例えば、特定保健用食品にも認定されている『森永乳業株式会社』の「ビヒダスヨーグルト」は、比較的酸味も少なく味がまろやかなので、赤ちゃんも食べやすいですよ。ビフィズス菌入りでお腹に優しく、家族みんなで食べられます。月齢が進み、少しずつ味をつけて離乳食を作るようになれば、加糖のヨーグルトも単体でおやつにして食べられますが、いっしょに食べる他の料理にも砂糖を使いすぎないように気をつけましょう。



出典:赤ちゃんヨーグルトはいつから良い?ヨーグルトを使ったレシピもご紹介

赤ちゃん用に開発された『ダノンジャパン株式会社』の「ベビーダノン」は、生後6カ月の赤ちゃんから安心して与えられる乳児規格適用食品です。もちろん添加物不使用で、果物や野菜のピューレも入っているので、赤ちゃんの食事の栄養バランスをとるためにも役立ちますね。



ヨーグルトの冷凍保存の方法とは?

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無糖のヨーグルトは、そのままで冷凍すると解凍時に分離してしまいます。ヨーグルトも、加糖のものや、フルーツソースと合わせた状態のものなら、冷凍してもフローズヨーグルトのようになって、半解凍でおいしくいただけます。しかし、赤ちゃんには冷た過ぎて不向きです。そのままで食べるときは、赤ちゃんには、新鮮な冷蔵保存のヨーグルトを与えてあげる方が良いでしょう。ヨーグルトを使用していても、加熱調理したものはおいしく冷凍保存できるので、調理したあとで冷凍するようにしましょう。
赤ちゃんが食べない場合はどうする?
酸味が苦手な赤ちゃんもいて、ヨーグルトをそのままでは嫌がって食べないこともあります。そんなときは、パンケーキなどの材料として、生地に混ぜて入れることもできます。調味料として牛乳を入れるように、いろいろな料理に使ってあげましょう。

■そのまま以外でも!ヨーグルトを使ったおすすめ離乳食レシピ

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ヨーグルトは、離乳期もそのままで食べられます。ただし、新鮮で保存状態が良いことが条件です。すっぱい味が苦手な赤ちゃんもいるので、”そのまま”以外にも料理に使って食べさせてあげましょう。おすすめのヨーグルト離乳食メニューをご紹介しましょう。



・離乳食中期のヨーグルトメニュー
りんご煮入りヨーグルト

出典:りんごの離乳食はいつからOK?時期別のおすすめレシピも紹介 @ sugi_0129さん

写真左上のりんご煮入りヨーグルトは、砂糖を少し使い、りんごを柔らかく煮てきざんだものと無糖ヨーグルトを合わせています。ヨーグルトは、無糖で新鮮なものをそのままで食べられますが、中期は乳製品全体で1日50~70gが目安です。量に気をつけてあげましょう。


<ふわふわヨーグルトパンケーキ

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ホットケーキミックスヨーグルトを加えます。ヨーグルトを入れることで生地が膨れてふわふわになります。パンケーキには、すりおろした人参やりんご、裏ごししたほうれん草などを入れてみるのもいいでしょう。野菜や果物が苦手な赤ちゃんも食べやすいのでおすすめですよ。焼き上がったパンケーキに、さらに果物のみじん切り+ヨーグルトで作ったソースをかけてもおいしいですね。同じように、お好み焼きに入れてもOKですよ。



・離乳食後期のヨーグルトメニュー
離乳後期になると、歯茎で噛んで食べられるようになります。野菜も少しずつ大きくして噛む力をつけられるようにしましょう。野菜を食べるとき、ヨーグルトをドレッシングに使うメニューをご紹介します。<ヨーグルトソースサイコロサラダ

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ヨーグルトマヨネーズを3対1くらいで合わせて、ヨーグルトソースを作っておきます。じゃがいもにんじんを7〜10mmの角切りにして、レンジ、または茹でて柔らかくします。きゅうりの皮を薄くむき、角切りにして軽くレンジにかけて柔らかくしておきます。(※きゅうりは薄めのスティック状にしてもOKです。)器に野菜を盛りつけたら、上からヨーグルトソースをかけてできあがりです。



・離乳食完了期のヨーグルトメニュー
カレーきなこヨーグルト

出典:@ aliceguin0707さん

離乳完了期に入ると、生えてきた歯も使い、しっかり噛んで食べるようになります。幼児食に向けて、ますますいろいろな食品に挑戦して欲しいですね。そろそろ家族といっしょにカレーも食べさせてあげたいなというとき、お子さま用ルーにヨーグルトを入れてあげると、爽やかな風味が加わり、まろやかな味のカレーになりますよ。写真の左上にある、デザートきなこ入りヨーグルトカレーの辛さをやわらげてくれます。ヨーグルトきなこバナナを合わせると赤ちゃんの好みの味になりますね。


グラタン

出典:@ yu._._._.koさん

ホワイトソースヨーグルトを加えてグラタンを作ります。野菜や魚・肉などの具材を入れると栄養バランスが良く、食べやすいのでおすすめです。


フルーツヨーグルトサンド

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ヨーグルトをしっかり水切りし、練ってなめらかにします。好きな果物を食べやすい大きさに切っておきます。サンドイッチ用の食パンヨーグルトクリームを塗り、果物を並べたら挟んでなじませます。耳の部分は切り取り、適当な大きさに切り分けてお皿に盛りつけましょう。


ヨーグルト入りキッシュ

出典:photoAC ※写真はイメージです

とりささみ肉を無糖プレーヨーグルトといっしょにナイロン袋などに入れ、冷蔵庫でしばらくおきます。(※ヨーグルトが肉を柔らかくします。)ベビーホタテのひもを取り、身をレンジ加熱して火を通しほぐします。ささみ肉もナイロン袋から取り出し、レンジ加熱して火を通したら、細く割いてから包丁で2~3cm幅に切っておきましょう。ブロッコリーほうれん草の葉先を茹でて、1cm幅に切っておきます。溶き卵とヨーグルトを同量で混ぜ合わせます。準備した具もすべて合わせて混ぜ、耐熱のグラタン容器に入れましょう。とろけるチーズ少々をのせ、オーブントースターで焼いたらできあがりです。他にもいろいろな具材で楽しめるキッシュは、たまごも食べられるうれしいメニューですね。

ヨーグルトの離乳食でお腹の調子を整えよう
乳酸菌を含むヨーグルトは、腸を健康に保つために役立つ乳製品です。離乳期から取り入れ、おいしく食べたいですね!
(mamagirl
掲載:M-ON! Press