小松菜奈、門脇麦のダブル主演による映画「さよならくちびる」が、5月31日(金)から全国公開される。
公開に向けて、小松と門脇による劇中の人気ギター・デュオ“ハルレオ”が主題歌「さよならくちびる」を熱唱する、ライブシーンが初公開された。
「さよならくちびる」は、小松、門脇のダブル主演、さらに成田凌ら映画界最旬キャストによる作品で、主題歌のプロデュースを秦基博が、挿入歌の作詞・作曲をあいみょんが担当している。
そして監督・脚本・原案を「害虫」(2002年)、「どろろ」(2007年)の塩田明彦が務め、未来への希望を奏でる青春音楽ロードムービーとなっている。
その美しさで人を夢中にさせるレオ(小松)と、その才能で人の心を奪うハル(門脇)、そして2人を支えるローディ兼付き人のシマ(成田)は、インディーズ・シーンで注目を集めていたが、想定外の恋心が生まれたことをきっかけに、ある日突然解散を決定してしまう。
本作ではそんな“ハルレオ”とシマによる、全国7都市のライブハウスを巡る解散ツアーを描いており、公開されたシーンでは、道中の3人のライブ姿が映し出される。
ほとんど口も利かないが、ひとたび歌えば、ギターもコーラスもピタリと息が合い、圧巻の歌声で聞く者の心を引き込むデュオ“ハルレオ”。そんな彼らの、魅力が凝縮された映像となっている。
ハルレオが披露する主題歌「さよならくちびる」は、シンガーソングライター・秦が手掛けている。
塩田監督から「『さよならくちびる』というタイトルだけれど、単に悲しく泣けるバラードではなく、爽やかで前向きな感じにしたい。
新しい自分に生まれ変わろうともがく歌にも、愛する人へ別れを告げる歌にも聞こえるようにしたい」とのオファーを受けた秦は、作詞・作曲、そしてプロデュースを担当。
「最初に頂いた脚本に書かれていた『さよならくちびる』という言葉。その言葉を、ハルとレオならどんな風に歌うのだろうかとイメージしながら詞と曲を書きました」という秦の言葉の通り、“ハルレオ”が醸し出す切なくもはかない雰囲気と見事にマッチした“名曲”が誕生した。
■ “ギター初心者”小松、門脇、成田によるライブ
そんな楽曲を、劇中では“ハルレオ”として、小松と門脇がギターを弾き、自らの声で披露。門脇は少しギターに触れていたが、本作がキャリア初の歌唱演技となる小松をはじめ、成田を含む3人はほぼ“ギター初心者”だ。
3人とも多くの仕事を抱えて多忙の中、3曲フルのギターと歌を短期間で覚えなければならないという過酷な状況にもかかわらず、数カ月のトレーニングを経て、息の合ったコーラスを始め、ギター演奏も完璧にこなせるまでに上達。エモーショナルなライブシーンの撮影を完成させた。
そして、SNSでは「曲が切ない…」「すてきな曲過ぎて泣ける!」「良い声…思わず口ずさみたくなった」と、早くも話題となっている。(ザテレビジョン)
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