味も見た目も全く違う2品種のキュウリを1本の苗で――。

タキイ種苗京都市)は2019年5月30日、1つの苗から2種類のキュウリを栽培できる「うりふたつ」シリーズの第2弾を発売する。

キュウリの苗を「熟練の技術」で接ぎ木

「うりふたつ」シリーズは、土台となる苗(台木)に、キュウリの苗を接ぎ木したもの。同社の広報担当者は取材に、台木とキュウリの苗に切り込みを入れてかみ合わせて作るもので、2品種の接ぎ木を成功させるには長年の経験と知識が必要になると答えた。

第2弾で栽培できるのは、「夏すずみ」と「リトルキューズ」という品種。「夏すずみ」はスーパーなどで販売されているいわゆる定番のキュウリで、生食向きだ。一方「リトルキューズ」は手のひらサイズのミニキュウリで、漬物やピクルスなどの加工に向いている。「見た目がまったく違うキュウリがなるのが目にも面白いのではないか」と、この2品種が選ばれたという。

担当者によると、キュウリ初心者でも育てやすい野菜で、プランターや鉢でも栽培できる。大きめのプランターで、野菜栽培用の培養土にたっぷり水を含ませてから苗を植え付ける。土が乾かないように水を与え、7~10日ごとに肥料をひとつまみ与える。

「夏すずみ」は18~20センチ、「リトルキューズ」は14~15センチくらいの大きさが「採りごろ」で、開花後7~10日で次々収穫できるという。2種類のキュウリをそれぞれの苗で育てた場合とほとんど同じ収穫量が見込めるとの話だ。

全国のホームセンターや園芸店などで購入できる。<J-CASTトレンド>

生食向きの「夏すずみ」と漬物向きの「リトルキューズ」