大好きな彼には、自分を信頼して甘えて欲しいもの。でも、強がって甘えてくれない男子は意外と多いのです。
「どうすればもう少し自分に甘えてくれるんだろう……」そんな悩みを持つ女子は少なくありません。
そこで今回は「彼の“甘えん坊”を引き出す心理テクニック」をご紹介いたします。
可愛らしく頼ることで甘えやすい状況をつくるある心理学実験によると、相手に恩を売るよりも相手の恩を受けたほうが、好意を得られやすいという結果が得られました。
これを“援助の認知的不協和”といいます。
そのため、彼が甘えてくれないと感じるようなら、あなたからまず、思い切って甘えてみましょう。
あなたに頼られることで「自分も甘えてもいいんだ」という認識になり、甘えやすい状況をつくることが可能に。
もちろん、甘える際は可愛らしく頼ることが大切です。
あなたの価値を高めて精神的に優位に立つ好きな相手から誘われたら、嬉しくなってすぐにOKしたくなりますよね。
でも、実はすぐにOKするのではなく、多少待たせたほうが、恋が盛り上がり愛情も増すことが心理学的にも証明されています。
これを“希少性の法則”と言います。
手に入るはずのものが手に入らなければ、相手をどうしても手に入れたい気持ちになり、あなたに価値が生まれるのです。
そのため、あなたの方が精神的に優位に立つことが可能に。その結果、彼は自然と甘えてくるようになるでしょう。
ときには嫉妬心を煽って依存させるもしも彼を甘えさせたいなら、「私のこと好き?」と愛を確認するのは逆効果。
むしろ、彼があなたに対して「俺のことすきなのかな……」と心配させる方向に持っていく必要があります。
心理的にみると、失うことへの恐れを抱かせることがポイントに。
そこで、彼を精神的にあなたに依存させ、甘えさせるための戦略として、“他の男性の存在”を匂わせ嫉妬心を煽ってみましょう。
ただし程度問題があるため、「最近○○君からLINEがよく来るんだよね」といった内容を話してみるといいでしょう。
急に懐いてくるはず。ただし、やり過ぎると誤解される恐れもあるため慎重に。
LINEの頻度を「自分:彼氏=3:7」にあなたと彼、LINEの頻度を見ると、どちらが会話の最初のメッセージを送ることが多いでしょうか。
もしもあなたからの方が多いようなら、少し控えめにするように心掛けましょう。
LINEなどメールでのやり取りの頻度は、多い方が相手に甘えやすい立場になり、少ないと甘えにくくなると言えます。
そのため、あなたが意識的に連絡頻度を増やすと、「どうしたんだろう」と彼があなたを思い、離したくないと思う心理が働き、次第に向こうからの連絡が増えていくでしょう。
そうすることで、彼も甘えやすくなるはずです。
ちなみに、理想の頻度は「自分:彼氏=3:7」だと言えます。彼から2回連絡が来たら、1回返すくらいが丁度いいでしょう。
おわりに心理学的に見て、男性は甘えるのが得意ではないのがほとんどで、その原因としては社会的・環境的な要素が多いとされます。
「男のクセに」と言われないように、強くあることが求められるため、甘えられないのです。
しかし実際は、男性の方が女性よりも精神的にもろいことが多く、本当は弱音を吐いたり甘えたりしたいのです。
だからこそ、あなたが“甘えさせ上手”になれれば、彼もあなたに素直な気持ちで接してくれるようになるはずです。
(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)
(愛カツ編集部)
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