ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトが、来季もトッテナムプレーすることが希望であることを明かした。28日にイギリス紙『デイリーメール』が報じた。

 1月にトッテナムは今夏までとなっていたアルデルヴァイレルトとの契約に含まれていた「2020年まで契約を延長する代わりに、契約解除金2500万ポンド(約35億円)が発生する」という条項を発動させたため、マンチェスター・Uなど複数クラブが今夏の獲得に関心を示している。

 しかし、チャンピオンズリーグ(CL)決勝を目前に控えたアルデルヴァイレルトはインタビューに答え、「僕の意識はスパーズ(トッテナムの愛称)だけに向けられている。自分は良いシーズンを送れたと思っているからね。契約は残り1年だけど、来シーズンもスパーズでプレーすることになるだろうと思っているよ」と今夏の残留を示唆した。

 同選手は決勝への意気込みも語り、「大きなものになるだろう。僕たちは勝つためにすべてを出し切るつもりだ。僕たちのCLでの道程は簡単ではなかった。でもチームのメンタリティは、僕たちが手にしたいものは何だって勝ち取ることが出来ると証明したね」と、幾度も逆境を乗り越えたチームなら、リヴァプールを倒してビッグイヤーを掲げられると自信を見せた。

今夏の移籍が取り沙汰されるアルデルヴァイレルト [写真]=Getty Images