U2、「ヨシュア・トゥリー・ツアー2019」日程を発表。13年ぶり、奇跡の来日公演が実現!歴史的名盤「ヨシュア・トゥリー」を完全再現

遂に、U2がやって来る。

いや、帰ってくるといった方がいいかもしれない。

ここ日本に最後に来たのは2006年の「Vertigoツアー」なので、なんと13年ぶり(!)の来日公演となる。

その間もU2は精力的に活動を続けてきているのだが、特に2014年以降の活動には目覚ましいものがある。

アルバムで言えば『ソングス・オブ・イノセンス』(2014年)と『ソングス・オブ・エクスペリエンス』(2018年)の対になる姉妹盤をものにし、ライブでは「イノセンス + エクスペリエンス・ツアー」(2015年)、「ヨシュア・ツリー・ツアー」(2017年)、「エクスペリエンス + イノセンス・ツアー」(2018年)という3つの巨大規模のワールドツアーを敢行している。

こんなにも短期間に精力的にアルバムを出し、ツアーを回る大物アーティストは他に類を見ないではないか?
それほど彼らの活動の密度は濃く精力的なものだったが、どのツアーもここ日本はスルーされ、生で彼らを観るチャンスは巡ってはこなかった。

特に、2017年に発売30周年を迎えた歴史的名盤『ヨシュア・ツリー』を完全再現した「ヨシュア・ツリー・ツアー」は6カ月間に渡りヨーロッパ、北米、南米を巡り、全51公演で270万人以上の動員を記録し、同年で最も成功を収めたツアーとなった。

このツアーはここ日本でも大きく報道されていたので、この名盤再現ツアー見たさに歯噛みをしていた日本のファンも多かったに違いない。

そして、なんと、奇跡は起こった。

今回U2は、「ヨシュア・ツリー・ツアー2019」と銘打ったツアーを敢行し、ニュージーランドオーストラリア、日本、シンガポール、韓国で、歴史的名盤『ヨシュア・ツリー』を完全再現する。

これは、まさに奇跡の来日公演と言ってもいいだろう。

 

2019年12月4日(水)、5日(木)の2日間、会場はさいたまスパーアリーナ。

目の前で「Where the streets have no name」「I still haven't found what I'm looking for」「With or without you」という歴史的名曲の3曲がアルバム収録順に立て続けに演奏される様を、見逃すわけにはいかない。