首都圏の私鉄各社の鉄道車両整備と点検を行う堀江車輌電装株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役:堀江泰、 03-5213-4728、以下堀江車輌電装 )は、障がい者支援事業部(※)の取り組みのひとつとして、障がいがある人もない人も同時に楽しめるスポーツ「ユニバーサル野球」を開発しています。このほど、第二回となる試験試合を5月29 日に毎日メディアカフェ(毎日新聞社主催)で「誰でも野球が楽しめる『ユニバーサル野球』開発報告会&体験会」として実施しました。プロ野球球団や国際野球関係者、スポーツ関連企業、学校関係者など86人が来場しました。そのうち試験試合の参加を希望した30人が選手登録をして試験試合を楽しみました。

ユニバーサル野球は、障がいのある人もない人も同時に楽しめるスポーツを目指して開発しています。例えば、車いすのままでもバッターボックスに立てる、オリジナル開発のスタジアム「ユニバーサルスタジアム」を使います。ユニバーサルスタジアムは開発に開発を重ね、今回が三号機です。本塁からセンターフェンスまでは6mあり、市販の野球盤(約60cm)の10倍の直径で、一般的な野球場(120m)の20分の1に当たります。制作は今野梱包株式会社(宮城県石巻市)の協力で、強化ダンボールを使いました。車一台で簡単に運べて、少ない人数でも短時間で組み立てられる構造にするために、ジグソーパズルのようになっています。

今回のイベントで出たアイデアや改良点を生かして2020年をめどに完成させ、本試合大会を開催することを計画しています。その計画実現に向けて、今後解決するべきいくつかの課題のひとつは、バットとボールです。ボールを打ったときの「カキーン」という音と臨場感を味わえるようにすることにこだわっているからです。現在は、手作りのボールとバットであり、まだ臨場感のある音を出すことができません。

イベントに来場した様々な立場の方からはバットとボールに関するアイデアもいただきました。また、実際に設営から試合までの費用がどのくらいになるのかなどの、運用に関する具体的な質問もいただきました。これらの課題をクリアして、将来は、ユニバーサル野球が学校教育や企業内研修、イベントなどで広く活用され、誰でも一緒に楽しめるスポーツができる機会が増えるようにすることを目指しています。

毎日メディアカフェの公式フェイスブックページで、当日の様子が紹介されています。
リンク先URL https://www.facebook.com/mainichimediacafe/

【会社概要】 堀江車輌電装株式会社
■本社     
102-0073 東京都千代田区九段北1-3-2 大橋ビル5階
電話  03-5213-4728  ファックス 03-5213-4729 (平日9:00~18:00)
■日高作業所 
〒350-1253 埼玉県日高市台462-1 西武鉄道株式会社 武蔵丘車両検修場内
■横浜作業所
〒227-8540 神奈川県横浜市青葉区恩田町704東急テクノシステム株式会社 長津田工場内
設立     1968年6月18日    
資本金    1,000万円       
代表取締役 堀江 泰
ウェブサイト http://horie-sharyo.co.jp/
事業概要  鉄道車両の整備・改造・点検、労働者派遣事業、有料職業紹介事業、ビルメンテナンス事業

【本リリースに関するお問合せ先】 
堀江車輌電装株式会社広報 荻野、田熊、工藤
広報事務局
TEL:03-3798-2172/090-4167-8181 
FAX:03-5443-1848  
Mail:horiesharyo@argo-ms.com



指先を1cm動かすだけでバットを振れる仕組みを説明


(資料編)
・「ユニバーサル野球」開発報告会&体験会 実施概要
日時 2019年5月29日(水) 18:30~20:00  (開場18:00)
場所 毎日新聞東京本社(竹橋:パレスサイドビル)B1「毎日ホール」
主催 毎日メディアカフェ
来場者 86人(うち試験試合参加者30人)

・堀江車輌電装の障がい者支援事業の取り組みについて
堀江車輌電装株式会社は「柔軟な発想と実行力で、広く深く社会に貢献する企業」であることを経営理念とし、創業以来の柱である鉄道車両整備事業と、障がいのある方専門の職業紹介やスポーツ支援を行う障がい者支援事業、自社内の障がい者雇用の場であるビルメンテナンス事業を行なっています。障がい者への総合支援(就労・生活・余暇)は、社会で生活していくことを強く願う障がい者と障がい者の支援を実施する支援者と、障がい者を積極的に雇用しようとする企業の3者を結ぶ事業として、「トライアングル」と名付け展開しています。
トライアングルサイトURL http://h-tryangle.jp/

スポーツは、参加することでルールや協調性を学んだり、障がい者を含めた全ての参加者が共に経験し成長できる環境をつくることができます。当社では、障がい者と接することができる機会として、企業の担当者が見学したり参加したりできるようなスポーツの取り組みを実施しています。社会人フットサルチーム「FC Tryangle Tokyo(エフシートライアングルトウキョウ)」は健常者と障がい者がともにプレーする唯一のチームとして2017年に立ち上げ、チームのコンセプトに賛同するメンバーが広く参加しています。また、各種競技のパラリンピック選手を招聘したスポーツ教室も随時行い、障がい者雇用を検討する企業の担当者が見学できる機会を提供しています。








ユニバーサルスタジアムの全体像
(今野梱包株式会社にて前々日に撮影)



2塁と3塁の間に打ったボールが転がる
方向を見守っています。




打ったボールがどこにいくかわからないスリルで、選手も観客も楽しみました。



配信元企業:堀江車輌電装株式会社

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