きびつい(きびつい)とは、困難な状況を指す「厳(きび)しい」と辛い状況を指す「きつい」を合わせた若者言葉。

意味

困難な状況を指す「厳(きび)しい」と辛い状況を指す「きつい」を合わせた若者言葉。リアルの会話よりも、主にTwitterなどSNSの会話や呟きで見られる。

疲労や病気で身体がつらい時、何らかの理由で困難な状況に置かれ気持ちがつらい時などに使用される。

もともと「厳しい」「きつい」は同じような意味合いの言葉ではあるが、重ねることにより、一層状況や気持ちが強調される。
しかし実際にはそれほど悲観的な状況でなくとも、割と気軽に使われている様子。

例)
「推しの公演、行きたいけど部活あるの忘れてた……きびつい」
「熱があるのに、さらに階段から落ちて捻挫しちゃった。きびつい」
「いや、今からYouTuberデビューはさすがにきびついww」

似た言葉は?

また、本来のネガティブな意味から転じて好きな人物やキャラクターへの愛が強すぎることを表す“辛い”“しんどい”といった表現があるが、「きびつい」はネガティブな意味でのみ使われる。

なんにせよ“きびつい”状況にならないよう、日頃からスケジュール管理や体調管理には気を配りたいところである。

きびつい(きびつい)