ふとした瞬間、彼を恋に落とす、彼に恋される。そんな最強の女になる秘訣を神崎恵さんがレクチャー!今回の処方箋は「結婚式」。みんなが華やかに装う中でも、ひときわ目を惹くドレス選びやメイクを教えてもらいました。華やかなお祝いの席では、場にふさわしい着こなしやメイク、立ち居振る舞いがあるんです。これでみんなに一歩差をつけて!

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結婚式モテするのは、花嫁をちゃんと祝える品よく可愛い女
ドレス¥65,000/STAIR(ROCO.) ピアス¥27,000/ラアル、ブレスレット¥19,000/カドー(ともにカドー伊勢丹新宿店) バッグ¥28,000/SERPUI(ティー・スクエア プレスルーム)

結婚式や披露宴にお呼ばれしたら、絶対に油断は禁物。冠婚葬祭の場では、服の選び方から食事のしかた、所作の1つ1つにまで、その人の〝育ち〟がすべて表れてしまう。結婚式に参加し慣れたアラサーの気のゆるみを、男たちは残念ながら見逃してはくれない。
だから、神聖な結婚式を婚活パーティーと勘違いしてはしゃぎすぎるなんてもってのほか。大人の女性としてきちんと〝お祝いする気持ち〟を持つ。それがいちばん大事。その気持ちがあれば、主役である花嫁もスピーチもそっちのけで「あの人、カッコいいかも」なんて、品定めに走ることはしないはず。
でも、だからといっておとなしく黙って座っているだけじゃ、出会いは逃げていく。花嫁を立てる控えめさがありながらも、品よく可愛い。目指すのは、思わず声をかけずにはいられない、そんな品格ある女性。美姿勢をキープするのはもちろん、テーブル越しでも目を惹くよう上半身に透け感のあるドレスを選んだり、やりすぎない囲み目で遠くから見ても吸引力を宿す目元に仕上げたり。思わぬ出会いに備えて、さりげなく品と華を仕込んでおいて。



■思わず目がいく華やかさは〝発光感〟で作る
人とカブらず品よく華を出すなら、派手色や露出過多のドレスより、淡色&透け感ドレスや、ひねりのあるデザインの黒ドレスを。メイクは、肌の発光感や黒リキッド&ブラウンパウダーの強すぎないアイラインで印象づけて。


カラードレスは淡色&透け
ドレス¥32,000/トロワズィエム チャコ(アプレドゥマン) ピアス¥33,000/カドー(カドー伊勢丹新宿店) ブレスレット¥38,000/e.m.(e.m.表参道店) バッグ¥13,000、パンプス¥17,000/ともにダイアナダイアナ 銀座本店)


メイクはパールで作るツヤ肌



TECHNIQUE
アイホールにアイシャドウ左下を広げる。リキッドライナーを上まぶたのキワ、下まぶたのインラインに引き、その上からアイシャドウ右下を重ねて引く。仕上げにパウダーを頬と鼻筋にオン。リップは直塗りでOK。


■自然だけど印象的な目元が作れるアイカラー
カネボウ セレクションカラーズアイシャドウ 07 ¥5,500/カネボウ インターナショナルDiv.

「どの色も肌の透明感を上げてくれます」


■強すぎず地味すぎない絶妙な色が最強
ルージュ ヴォリュプテ シャイン 15 ¥4,100/イヴ・サンローラン

「良家の子女風な上品な華が出せます」


■忘れられない目元が作れる黒リキッド
ウズ アイオープニングライナー ブラック ¥1,500/ウズ バイ フローフシ

「筆にコシがあって使いやすい!」


■発光肌の仕上げに欠かせないツヤパウダー
トランスルーセント ルース セッティング パウダー グロウ 29g ¥4,800/ローラ メルシエ ジャパン

「粉っぽさゼロ!」


■〝姿勢よく〟〝スマホを触りすぎない〟この2つで育ちのよさをにじませる
パープルドレス¥25,000/トロワズィエムチャコ(アプレドゥマン) ピアス¥18,000/ドレスアップエブリディ(イー・エム ピクチャレスク) バッグ¥19,000/モリア バルウールン商会)

結婚式の会場でも、今どきは猫背でスマホの画面をのぞきこんでいる人が多いもの。だからこそ、背筋を伸ばし、人の話にきちんと耳を傾けていると、「お、ちゃんとしたコだな」と、つい話しかけたくなるような育ちのよさを感じさせることができるはず。


■バッグに仕込んでおくべきは、鏡ナシで塗り直せるルージュ


式の進行を無視して、メイク直しのために席を立つのはマナー違反。だから私はいつものルージュに加え、リップクリーム的にその場でサッと塗り直せるルージュもバッグに忍ばせている。これで、食事の後でも自分のキレイに自信が持てる。


■するする塗れるお直し用リップはオペラ
リップティント 06 ¥1,500/オペラ

透明感のある、自然な色づきが好み♡」


結婚式ではドレス選びも身のこなしも「品」の良さが大事!
友達の結婚式に列席するとき、どんなことを重視していますか?アラサーともなると、結婚式にも慣れてしまっているもの。つい手を抜きそうになるけど、ドレスアップも仕草も品良く見せることを心掛けると、グッと素敵に見えます。メイクは光を放つようなツヤ肌で華やかに♡

撮影/須藤敬一[人物]、石澤義人[静物] スタイリング/川﨑加織 ヘア/赤羽麻希(joemi by Un ami) 取材・一部文/伊藤彩子 ※コスメの価格は編集部調べ。
(andGIRL)

アラサーがお呼ばれした会で品よく可愛い女になる方法♡目を惹くメイク&スタイル術