U-20ワールドカップ(W杯) 2019・グループF最終節の2試合が5月31日に行われ、U-20韓国代表vsU-20アルゼンチン代表は2-1で韓国が勝利し、2位通過を果たした。

1勝1敗の韓国と、2連勝で決勝トーナメント進出を既に決めている首位アルゼンチンの一戦。

試合は開始5分にイ・ガンインが際どいミドルシュートを浴びせた韓国が、自陣に引いてアルゼンチンの攻撃を受け止める展開で推移していく。

そして33分にもイ・ガンインがミドルシュートで牽制した韓国は、前半終盤の43分に先制した。イ・ガンインの正確な左クロスにオ・セフンがヘディングシュートでゴールに流し込んだ。

1点をリードして迎えた後半、57分に韓国が追加点を奪う。チョン・ホジンがドリブルでボックス左に侵入して上げたクロスを、チョ・ヤンウクがニアサイドで合わせた。

終盤の88分にフェレイラのゴールを許した韓国だったが2-1で逃げ切り。2位通過を果たし、決勝トーナメント1回戦ではU-20日本代表と対戦する。一方、敗れたものの首位通過となったアルゼンチンU-20マリ代表と対戦する。

もう一試合のU-20南アフリカ代表vsU-20ポルトガル代表は1-1で引き分けポルトガルの敗退が決まった。

2連敗の南アフリカと、1勝1敗のポルトガルの一戦。立ち上がりからボールを保持して押し込んだポルトガルは14分、トリンコンが決定的なヘディングシュートを浴びせる。

そして19分、サントスの右クロスを受けたラファエウ・レオンが右足でシュートを押し込み、ポルトガルが順当に先制した。ハーフタイムにかけても主導権を握ったポルトガルが1点をリードしたまま前半を終えた。

しかし迎えた後半開始6分、ポルトガルはCKの流れからハンドを犯すと、VARの末にPKと判定され、同点に持ち込まれてしまった。

だが58分、ポルトガルも相手のハンドでPKを獲得。しかし、キッカーのジョッタのシュートはGKに止められてしまった。

結局、勝ち越しゴールを奪えなかったポルトガル引き分けに終わり3位に。その3位の中で成績上位4カ国にも入れず、欧州王者ポルトガルはまさかのグループステージ敗退となってしまった。

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