Kis‐My‐Ft2の玉森裕太が1日、都内で行われた映画『パラレルワールド・ラブストーリー』公開記念舞台挨拶に登壇。原作者の東野圭吾からねぎらいのサプライズレターをもらった玉森は「うれしいです」と満面の笑みを浮かべていた。

【写真】映画『パラレルワールド・ラブストーリー』公開記念舞台挨拶の様子

 本作は、累計発行部数150万部を超える東野圭吾のベストセラー小説を、映画『宇宙兄弟』などの森義隆監督が映画化。二つの異なる世界を行き交う男女3人の友情と恋愛を描いたミステリー作品。舞台挨拶には吉岡里帆染谷将太、森監督も登壇した。

 玉森は、大学院を首席で卒業後、最先端研究を行う会社に勤務する研究員・敦賀崇史を演じる。現実か、虚構なのかと翻弄される役柄は、難解を極めたようで、崇史の恋人を演じた吉岡は「撮影中、崇史がすごくつらい状況になっていくたびに、玉森さんは体重も落として、ストイックになっていきました」と壮絶な撮影だったことを明かす。それでも「その後のバラエティ番組で楽しそうな顔を見て、元気で良かったと温かい気持ちになりました」とほのぼのエピソードを披露した。
 
 吉岡の言葉通り、森監督から「かなり追い込まれた」と語っていた玉森だったが、イベント後半には原作者の東野からサプライズでねぎらいの手紙が贈られる。これまで数々のヒット作を世に送り出してきた東野が「崇史は、これまで創作したキャラクターのなかでも飛びぬけて複雑で難解。そんな役を引き受けてくれて、正面から向き合ってくれて感謝します」と言葉を紡ぐと、玉森は「本当にうれしいです」と破顏。続けて「森監督をはじめ共演者、スタッフの方のおかげでなんとか演じることができました」と感謝を述べていた。
 
 最後に玉森は「映画がヒットしますように!」と客席に向かって願いを込めて語っていた。

『パラレルワールド・ラブストーリー』公開記念舞台挨拶の様子 クランクイン!