●大好きなドライバー達が目の前に!
楽しかったモナコGP。F1マシンが駆け抜けるようにあっという間に終わってしまいました。今回は夢のような1日となった、金曜日の出来事を紹介します!
通常のグランプリウィークは木曜日にピットウォークやサイン会が行われ、金曜日からセッションがスタートしますが、モナコGPは木曜日からセッションが始まり、休息日となる金曜日にピットウォークとサイン会が行われます。
サイン会が行われたのはピットストップチャレンジやフォトブース、グッズ販売などが行われたFANZONE。
ステージ前に設置された柵にそってドライバーがサインを書きに来てくれるという方式だったので最前列を狙うため約3時間前に現地に行ったのですが、中央には既に4〜5列できているではありませんか!
でも端のほうはまだ空いていたので、なんとか最前列をゲットすることができました。良かった〜。
●WILLIAMS
最初に登場したのはウイリアムズ。8年振りにF1へ奇跡の復活を遂げたロバート・クビカは大人気で、彼の出身国ポーランドから見に来ているファンもいました。
●ALFA ROMEO
続いて現れたのはアルファロメオ。モナコGPで300戦目を迎えたキミ・ライコネンは、なぜかリュックを背負って登場です(笑)。サイン会前にはトークセッションも行われたのですが、自身の子供の話になるとクールなアイスマンから思わず笑みがこぼれる姿が印象的でした。
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●MERCEDES
ライコネンに興奮していたのも束の間、次に登場したのがチャンピオンチームのメルセデス。もうこれ以上、血圧を上昇させないで〜。
5度のワールド・チャンピオン、ルイス・ハミルトンは遅刻&チームウェアを着ないという相変わらずの自由奔放ぶり。サインを貰う時には後ろから押されまるで戦場のようでしたが、両ドライバーともとっても優しく一緒に写真まで撮ってもらいました。
●FERRARI
なぜかセバスチャン・ベッテルが来なかったフェラーリ。モナコ出身のシャルル・ルクレールは大人気でしたが、どこかプレッシャーに押しつぶされそうな表情が気になりました(決勝では残念ながらリタイアでしたね……)。
●REDBULL
レッドブルガレージツアーの当選発表を行ったマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは当選者の名前が読めなかったり、読みあげてもその人が現れず「電話番号書いてあるから電話しちゃう?」とドタバタ(笑)。
無事当選者が現れるも、全身アルファロメオのライコネンファン! でもレッドブルも応援するとのことで、「よし、新しいファンが一人増えたぞ」と嬉しそうに笑うフェルスタッペンが可愛い〜。
ちなみにガスリーは髭を10日に1回しか剃らないそうですよ。
●MCLAREN
今シーズンからドライバーがごっそり代わったマクラーレン。初めてランド・ノリスを見ましたが、とにかく若い! こっそりサインの横にニコちゃんマークを書いてくれる、優しいドライバーでした☆
●RENAULT
トップチームに引けを取らないほど人気だったルノーは、ニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルドの漫才のようなやりとりが最高! 終始笑いっぱなしでした。
最前列はドライバーがサインを書きに来た時の距離が恥ずかしくなる程近かったのですが、リカルドの手首から良い香りが……。こっそりクンクンと匂いを嗅いでしまったのは秘密にしておいてくださいね。
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●RACING POINT
フォース・インディア…おっと失礼、レーシング・ポイントはセルジオ・ペレスが大人気! 質問コーナーでは「一緒に写真を撮りたい」と熱い想いを伝えたメキシコから来たファンをステージに上げるという神対応。素敵すぎる〜。
●HAAS
トークショーではレース以外の様々な話しを聞くことができ、ハースの2人はスポーツの話に。ロマン・グロージャンはスキーなどアクティブにいろいろやるそうですが、ケビン・マグヌッセンはF1だけとのことでしたよ。
●TORO ROSSO
そして最後は昨シーズンからホンダパワーユニットを搭載し、頑張ってくれているトロロッソ。二人とも超神対応で写真もばっちり撮ってもらいました。今後の活躍に期待大!ですね。
●サーキットがクラブに様変わり!?
サイン会が終わり、観戦券と共に送られてきたピットウォークチケットを持って大急ぎでピットウォークへ! ピットレーン出口から入場し、決勝日にハミルトンが飛び込んだプールを横切ってピットレーンへ向かいます。しかしモナコはどこを歩いても感動しますね。
各チームのマシンを近くで見れるのは他のグランプリと同じですが、一番びっくりしたのがコース上にアルコールと音楽を楽しめるスペースができていたこと!
大音量で流れる音楽に合わせて踊る人もいて、まるでクラブの様な雰囲気にびっくりでした。今まで何か国かグランプリを観に行きましたが、この光景は初めて。さすがモナコ、という感じです。
●ウイリアムズのガレージへ!
そしてそして、このピットウォークで忘れられない思い出ができました。なんと、ウイリアムズでメカニックを務める白幡勝広さんにチームガレージを案内してもらったのです!
ガレージは3階建てになっており、3階はVIPがレースを観戦するホスピタリティに。ここから見える景色は全てがキラキラしていて、もう夢心地すぎて地に足が着いていなかったかも(笑)。
2階にはスペアパーツ、分析用のコンピューターなどレース必須アイテムがたくさん! 傍を通るだけでドキドキしちゃいます。
一番興奮したのが、ドライバーのヘルメットとグローブ。しかも前日のフリー走行で使用していた物だったのです! 土曜日のセッションでも使用するそうで、ヘルメットの下のオレンジの機械で内部を乾かしているところでした。
ちなみにクビカは未確認ですが、ジョージ・ラッセルのグローブは無臭でしたよ(笑)。
チームの心臓部とも言える1階にはマシンやパワーユニットのスペア、タイヤなどが所狭しと並べられていました。ここは極秘情報がたくさん詰まっているので写真でお見せすることはできませんが、「F1って凄い!この中で働いている白幡さんってかっこよすぎ!」と改めて思いました。
そして白幡さんをはじめクルーの方がとても親切で、作業が終わりマシンにカバーがかかっているのにも関わらず「せっかくだから外しなよ!」とマシンをゆっくり見させてもらったのです(涙)。
さらにマシンにカバーをかけるのを手伝わせてもらい、ピットクルー気分を味わっちゃいました。
レース結果はラッセル15番手、クビカ18番手でしたが、ピットストップタイムは2.7秒と堂々の1位! レースはもちろんですが、今後のウイリアムズのピットストップタイムにも要注目ですね。
白幡さん、素敵な思い出をありがとうございました!
(yuri)
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