広いお風呂に浸かり、疲れを癒やすことができる公衆浴場。しかし、時には不快な気持ちになってしまうことも。
女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」のあるトピックが注目を集めている。
■小学4~5年生くらいの男の子が女湯に……
先日、銭湯を訪れたところ、小学4~5年生程度の男の子が女湯に入っていて、驚いたという投稿者の女性。
それに対し、投稿者は「様々な事情があるかもしれないとは思うのですが」と各家庭の状況が違うことに理解を示しつつも、「子供とはいえ嫌悪感」を抱いてしまったと本音を吐露。同行していた娘たちも「なんか嫌だ」と近寄らないでいたことを明かす。
そして、他のネットユーザーに対し、「みなさんはどうですか?」と意見を投げかけたのだった。
■人によって変わるOKライン
この体験談に、他のネットユーザーからは「非常識な親」「入れちゃダメでしょ」など、男の子の親を非難する声が相次いだ。「小学4~5年生くらいの男の子を女湯に入れる」ことを非常識と判断する人は多いようだ。
「非常識な親だこと。小5なら一人で入れるだろ」
「同性の親のとこに入るのが当たり前だと思う」
「男は何歳でもダメ。あんなもん性欲お化け」
「小さいからしょうがないとは思うけど基本的にはなしにしてほしいのが本音ですね。逆に女児が男湯入れないのと同じで男の子は男湯女の子は女湯を、守ってほしいです」
「幼稚園まで」
「3歳まで。あとは父親にいれてもらいなさい」
「自分の感覚では三歳ぐらいかなー。幼稚園ぐらいは微妙で小学生以上はアウト」
しかし、何歳まで異性の風呂に入浴してもいいか、その受け止め方は人によって大きく変わるようだ。
■県によって混浴可能年齢の上限はマチマチ
なお、銭湯を始めとする公衆浴場で、異性の入浴が許される年齢の上限は各都道府県の条例によって定められている。つまり、住んでいる場所によってばらつきがあるのだ。
たとえば京都府では「公衆浴場の設置の場所の配置の基準等に関する条例」によって、「7歳以上の男女を混浴させないこと」と明記されている一方、北海道では条例に「12歳以上の男女を混浴させないこと」とある。
しかし、昔に比べて子供の発育が良くなっていることなどを踏まえ、北海道では、2015年10月から現地の公衆浴場が加入する組合では独自ルールを制定。「9歳まで」と決めた。なお、これら以外の多くの自治体では「10歳以上」が基準であることが多い。
■8割以上が「7歳まで」
条例はさておき、肌感覚的に世の人は「何歳まで混浴OK」と考えているのか。しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1331名に行なった調査では、もっとも多かったのは「4~5歳」という結果に。「7歳まで」と考える人が全体の8割以上に及んだ。
「小学校低学年まで」というのが、どうやらひとつの基準のようだ。
条例で許されている年齢であれば、混浴自体に問題があるワケではない。しかし、不快に思う客が多いであろうことを考えると、店側も対策していくのが求められそうだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)
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