春季リーグの勢いそのままに京都フローラ勝利!

 女子プロ野球リーグは2日、夏季リーグ一宮市営球場で開幕した。第1試合は京都フローラが9-0で埼玉アストライアを下し勝利した。東海地方で繰り広げられる夏季リーグの開幕戦。マウンドに上がったのは春季リーグで3勝を挙げ投手部門優秀選手賞を受賞した埼玉アストライア古谷恵菜と左腕・植村美奈子だった。

 試合は初回から動いた。

 1回表、地元一宮出身のフローラ1番・三浦伊織ヒットで出塁すると、1死満塁のチャンスをつくる。5番中村が放った高いバウンドの打球はセカンドゴロ。本塁から一塁と転送され、ダブルプレーとなるが、ここで川口監督がリクエストを要求。リプレイ検証の結果、一塁はセーフとなり2死満塁からプレー続行。すると続く6番三原が押し出し四球を選び先制すると、続く7番中嶋も2点タイムリーヒットで続き3点をあげる。

 フローラ打線は3回にも三原の2点タイムリーヒットが飛び出し、早々にアストライア先発・古谷をKO。打線の援護を受けた植村は切れのあストレート変化球コンビネーションが冴え、アストライア打線に決定打を許さない。終盤にも効果的に追加点をあげ、9-0とした最終回も植村がマウンドへ。

 一矢報いたいアストライア打線は2死から満塁のチャンスをつくるが、最後まで決定打が出ず試合終了。植村は99球を投げ、強力アストライア打線を4安打に抑える好投で夏季リーグ開幕戦の白星を今シーズン2回目の完封勝利で花を添えた。

 試合後、植村は「今日の試合に関してはチームのみんなが先制、中押し、ダメ押しと得点をあげてくれたので、ランナーが出ても落ち着いて投げる事が出来ました。まずは夏季リーグの初戦、良い形で勝ててよかったです」と笑顔でコメント

 一方のアストライアは投手陣がフローラ打線の猛攻をとめられず、頼みの打線もあと1本が出ず開幕黒星スタートとなった。試合後、先発した古谷は、「今日の試合は追い込んでからの失投が課題となりました。これはずっと課題としていることですが、普段のピッチングからコースにしっかり投げ込めるように練習していきたい」と反省を口にした。日本女子プロ野球リーグ

京都フローラ・植村美奈子【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】