フランスアニメーション界の巨匠、ミッシェル・オスロ監督の最新作「ディリリとパリの時間旅行」が、8月24日(土)から東京・YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次ロードショーとなる。

【写真を見る】オレルを演じる斎藤工。ディリリと共にキュリー夫人らと出会い、不可解な誘拐事件の謎を解いていく

その日本語吹き替え版の声優を、新津ちせと斎藤工が務めることが決定し、2人が意気込みを語ってくれた。

■ <ベル・エポック>と呼ばれた美しいパリの物語

「ディリリとパリの時間旅行」は、新たな芸術や科学技術が花開き、美しい時代<ベル・エポック>と呼ばれた19世紀末から20世紀初頭の、美しいパリの物語。

ニューカレドニアからやってきた主人公・ディリリ(新津)が、パリで出会った最初の友人・オレル(斎藤)と共に、キュリー夫人やパスツールピカソ、マティス、モネ、ロートレックプルースト、サラ・ベルナールら、この時代を彩った多くの天才たちと出会い、不可解な誘拐事件の謎を解いていく。

新津は、「ディリリも私も『なわとびが好き』という共通点があって、うれしかったです」と、かわいらしいコメントを残し、「1つ1つの言葉を大切に、気持ちをこめてアフレコ頑張ります」と意気込む。

斎藤は、「ベル・エポックがどういう意味合いの時代だったのか、優美な世界観の奥にある真実を、ぜひ見詰めていただきたいです」とメッセージを送った。

なお、夕暮れのヴァンドーム広場や、着飾った人々が集うオペラ座、チェイルリー公園、凱旋門など映画の背景は、ミッシェル・オスロ監督自身が4年間撮りためた写真を元に作成。

美しいパリの景色、そしてガブリエル・ヤレドによる美しい旋律で、ベル・エポックのパリにタイムスリップしたような気分が味わえる。

■ 新津ちせコメント

どんな時でも前を向いて、自分の気持ちに真っすぐに行動するディリリが大好きです! ディリリも私も「なわとびが好き」という共通点があってうれしかったです。

性別や年齢や見た目で差別されることなく、みんなが自分らしく生きていける世界になるように、という願いがこめられている映画だと思います。

1つ1つの言葉を大切に、気持ちを込めてアフレコ頑張ります。小さなディリリの大活躍をどうぞお楽しみに!

斎藤工コメント

麗しきベル・エポックのパリを描いた、ほれぼれするほど美しいオスロ監督の新作に詰め込まれた大きな議題は、現代に直結していて、オスロ作品の中でも過去最大の深さや力強さを感じました。

そんな偉大な作品の、“オレル”という重要な役回りに、大切に向き合わせていただきます。ベル・エポックがどういう意味合いの時代だったのか、優美な世界観の奥にある真実を、ぜひ見詰めていただきたいです。

■ 「ディリリとパリの時間旅行」ストーリー

ベル・エポックのパリ。ニューカレドニアからやってきたディリリ(新津ちせ)が、パリで出会った最初の友人・オレル(斎藤工)と共に、町を騒がす少女たちの誘拐事件の謎を解いていく。

エッフェル塔オペラ座、ヴァンドーム広場など、パリの町を駆け巡り、事件解決にキュリー夫人やパスツールピカソ、マティス、モネ、ロートレックプルースト、サラ・ベルナールら、この時代を彩った天才たちが協力する。

2人は、少女たちを助けられるのか?(ザテレビジョン

映画「ディリリとパリの時間旅行」の日本語吹き替え版キャストを新津ちせ、斎藤工が担当