アーセナルの次代を担うタレントと評されるU-18イングランド代表FWザイビア・アマエチ(18)がクラブとの契約延長を拒否しているようだ。イギリスフットボールロンドン』が伝えている。

ナイジェリアにルーツを持つアーセナルアカデミー育ちのアマエチは、クラブOBのFWセオ・ウォルコットを髣髴とさせる爆発的な加速力と左足のテクニックに優れたウイングプレーヤー。トップチームデビューは果たしていないものの、リザーブチームにあたるプレミアリーグ2では14試合に出場し4ゴール5アシストの活躍を見せていた。

フットボールロンドン』が伝えるところによれば、アーセナルはその逸材慰留に向けて新契約に向けた交渉を行っているものの、アマエチ側は先日のヨーロッパリーグ(EL)決勝でのウナイ・エメリ監督の決断に不満を示し態度を硬化させているようだ。

アマエチはアゼルバイジャンのバクーで行われた遠征メンバーに名を連ねていたものの、そのメンバーで唯一ベンチメンバーから外された。もちろん、アマエチ自身も自分が出場機会を与えられる可能性は低いことがわかっていたものの、自身に代わって第3GKのデヤン・イリエフがベンチに入ったことを不満に感じたようだ。

なお、アマエチに関しては以前からバイエルンが強い関心を示しており、同クラブ以外にも近年のイングランド産若手プレーヤーの活躍が目立つブンデスリーガの複数クラブが関心を寄せているようだ。

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