NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の第21回「櫻の園」が6月2日に放送され、主人公の金栗四三中村勘九郎)が教師として赴任した東京府立第二高等女学校の生徒・村田富江役で黒島結菜が登場した。

金栗四三はアントワープオリンピックで16位と健闘するも金メダルを獲れず、傷心のなかしばらくドイツを旅する。そこで彼は現地の女性たちがいきいきと槍投げや砲丸投げ、短距離走などスポーツに励む姿を目の当たりにした。

日本でもこれからは女性がスポーツに励むべき時代だと確信した金栗。帰国して嘉納治五郎役所広司)に思いを伝えたところ、「やってみろ」と配属されたのが名門の東京府立第二高等女学校(通称、竹早)である。

お嬢様学校でスポーツを進めようと授業そっちのけで熱弁する金栗先生に、反発するのが「竹早ガール」こと村田富江(黒島結菜)、梶原(北香那)、溝口(松浦りょう)、白石(百瀬さつき)だ。

放課後も校庭で槍投げ用の槍を持って女学生たちにアピールする彼を見て「金栗先生ってあぶさんね」、「あぶさんというより、田紳じゃありませんこと?」と「竹早ガール」から当時のJK語が飛び出す。

これには視聴者から、ツイートで「アブさんとか、田紳とか、時代は違えどJKの発想はあまり変わらない気がして安心した」、「なになに この当時もJK語なんてあったの? 今日はもうJK回だなぁ」、「物事を略称するJKワードって、大正の時代からあったのね(笑)」などの反響があった。

「あぶさん=アブノーマルな人」、「田紳=田舎紳士」という意味で、他にも「バウ=熱烈に思い合う」、「スコドン=少し鈍臭い」などがあり、竹早は「シャンナイ=美人がいない」と呼ばれているそうだ。

第21回では「竹早ガール」が金栗先生の熱意に負けて「1回だけ」と槍投げに挑戦、なかでも「くそったれ!」の掛け声で投げた村田富江はスポーツの爽快感に目覚める。

6月9日放送予定の第22回「ヴィーナスの誕生」では、その富江たちがスポーツに打ち込み全国的なスポーツアイドルになっていく姿が描かれる。

ちなみに、そんな富江の父親・村田大作役を務める板尾創路が3月20日に自身のTwitterでオールアップでのオフショットを投稿していた。厳格な父親という風貌だけに、後々富江や金栗先生と揉めそうな気配だ。

画像は『黒島結菜マネージャー 2019年3月5日付Instagram「みなさま、こんばんは!NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に村田富江役で出演します!」、2019年6月2日付Instagram「みなさま、こんにちは!ついにいだてん第21回「櫻の園」から富江氏が登場いたします!」』『ガール座 百瀬さつき 2019年6月2日付Instagram「朝ごはん食べて、りょうちゃんが被写体の展示を見てきました~~!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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