日本代表(FIFAランキング26位)は5日、豊田スタジアムキリンチャレンジカップ2019のトリニダード・トバコ代表(同93位)戦に挑む。

森保ジャパンの司令塔として活躍が期待されるMF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)は最終調整となる試合前日練習後、ミックスゾーンで取材陣のインタビューで、MF久保建英(FC東京)ら新顔の代表入りに「競争なくしてチームの成長はあり得ない」と歓迎。中盤の選手として、そういった異なる特長を持った選手をフォローすることで、チームの発展に繋げていくことに意欲を示した。

柴崎岳(日本代表/ヘタフェ)
──今シリーズは確認期間になるか
「積み重ねはできているとは思います。この期間で今までやってきたことを続けたいですし、改めて確認すべき部分は特にないのかなと。監督のやりたいことや、戦術を浸透させてきましたし、それをより深めていくと同時に、W杯予選に自信を持って臨めるようにしていくことが大事だと思っています」

──求められる部分はクラブと代表で特に変わらないと思うが
「僕自身、まだまだ成長できると思っています。クラブと代表で繋がっている部分もあるとは思いますけど、代表は代表で違ったやり方があるので、そのたびに自分を変化させていかなければならない。より良い日本代表になっていくためにも、個人的にレベルアップするためにも、(成長は)必要不可欠なことだと思っています」

──特長の違う選手が入ってきたことで中盤の選手としてどう生かしていきたいか
「まず競争があることは非常に喜ばしいことですし、競争なくしてチームの成長はあり得ないと思っているので、より多くの選手がこれからも出てきてくれれば良いなと。これからも食い込んでくるだけの力を持った選手が出てくるでしょうし、そういったことをチームの向上に繋げていきたい。そのなかで、僕は臨機応変に合わせて、そういった選手と一対一で良い関係を構築していきたいですし、より柔軟に考えていきたいです」

──同じ中盤の選手たちと良くしていきたい部分は
「具体的にというか、組む選手によって、自分のスタイルを微調整していかないといけない部分があって、チームがうまく機能するためにも考えないといけない部分でもある。なので、そこは別に、どの選手だからどう、という考えはないです。どんな組み合わせになっても良いような気持ちではいます」

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