女優の池田エライザ6月4日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた「貞子」の大ヒット御礼舞台挨拶に出席。5月20日のPRイベント、同25日に行われた公開記念舞台挨拶は、風疹発症のため"無念の欠席"となってしまった池田。今回の舞台挨拶は、休養後、初の公の場への登場となった。

中田秀夫監督が第1作以来再び「リングシリーズメガホンをとった本作は、SNS時代に現れた「撮ったら死ぬ」貞子の呪いを描き出す。心理カウンセラーの茉優(池田)が、動画クリエイターを目指す弟が残した映像の中に貞子と思われる長い黒髪の女性を見つけたことから恐怖が拡散していく。

夏を先取りした浴衣姿で登場した池田は「無事復帰して、皆様にお会いできる機会を設けていただき、とっても幸せです。ただいまー!」と"完全復活"をアピール。約1週間、自宅から外出しない生活を送っていたようで「(イベントの欠席は)悔しかったー! 本当に悔しかったです!」と心境を吐露しつつ「ニュースで見たんですけど、弟役を演じてくださった清水尋也さん、佐藤仁美さんが(欠席を)イジってくださり、本当にありがたいなって。早く治して、皆さんにお会いできるように頑張ろうって思ってました」と満面の笑顔を見せた。

そして、中田監督の印象について「すごくエモーショナルな方。多分体のなかにマグマを飼っているんですよね。常にブワーッと沸き出るものがたくさんある」と説明した池田。「監督自身もボルテージマックスにしてから演出されるので、まずそこは超えなきゃいけないところ。監督より下のお芝居はしちゃいけないと思う。その点が結構難しかった」と語りつつ、「その反面、中田監督がそこまで連れて行ってくれたからこそ、クライマックスシーンが出来上がったと思います」と語っていた。

この日は中田監督からの手紙がサプライズで披露されるひと幕も。「エラちゃんとは、撮影中、まるで親子のように"タメ口"で親しく接していただき、新鮮で楽しく過ごせました。ありがとう!」「これからますます女優業に、そして新しく挑戦される"監督"のお仕事頑張ってください。そして、また近い将来、ご一緒できることを願っています」という感謝の言葉に、池田は「やっと親子喧嘩が終わった時のような……、すごく照れますね」と感慨深げだった。

さらに「作品をつくる、モノをつくるということは、淡々とできるのかもしれないけど、私や監督はそれができないタイプだと思うんです。『私はこうやりたい!』『俺はこうやりたい!』という感じの"親子喧嘩"が常にあった」と述懐。「『今、女優業頑張ってる』と感じさせてくださる監督と出会えたことは幸せなことだと思います。またどこかで、是非お願いします」と再タッグを誓った。また、現在製作が進行している初の監督作品について「まだまだ皆さんにお見せできる段階ではないですが、自分が納得できるように頑張っています」と言及。中田監督から学んだ点を問われると「本番直前にあまり喋らないこと(笑)。あとは役者を俯瞰で見るだけではなく、主観になって演出し、モノを作ることです。その点はとても映像に出ると思うので」と応えていた。

舞台挨拶に立った池田エライザ