劇団☆新感線が送り出した鋼鉄のロック・スペクタクル『メタルマクベス』。2018年、IHIステージアラウンド東京にて、ド派手な演出で度肝をぬいたステージが、disc1、2、3と3シリーズ、キャストを変えて連続上演された。その3シリーズ全てをWOWOWで放送することが決定した。

劇団☆新感線『メタルマクベス』 disc2 (C)TBS/ヴィレッヂ

劇団☆新感線『メタルマクベス』 disc2 (C)TBS/ヴィレッヂ

劇団☆新感線『メタルマクベス』 disc3 (C)TBS/ヴィレッヂ

劇団☆新感線『メタルマクベス』 disc3 (C)TBS/ヴィレッヂ

本公演で宮藤官九郎が手掛けた脚本は、シェイクスピアの戯曲「マクベス」を大胆にアレンジしたもの。1980年代の日本と、核戦争後の近未来の時空が交錯する世界観のなか、観客を圧倒した生バンドの演奏、そして客席の周り360°をぐるっとバイクが疾走するいのうえひでのりの迫力の演出は必見だ。

物語は、2218年、フェンダー国とギブソン国、新興勢力のESP国が火花を散らす戦国時代が到来していた。ESP国の将軍ランダムスターは、3人の魔女から「お前はいずれ王になる」と告げられ、1枚のCDを渡される。一方、1981年ヘビーメタルブームに沸く日本で、ボーカルのマクベスを中心としたバンド“メタルマクベス”が脚光を浴びていた。メタルマクベスは敏腕マネージャーのローズによってメジャーデビューするが、ヘビーメタルブームは徐々に陰りを見せ、マクベスは常軌を逸した行動を取り始める……というもの。

さらに、劇団☆新感線 ゲキ×シネからWOWOW初登場の選りすぐりの名作2作品『乱鶯』と『SHIROH』を加え、5カ月間の特集放送として「ドクロの次はメタルが回る!まだまだ続くよ新感線!!」が放送される。

劇団☆新感線 ゲキ×シネ『乱鶯』 (C)松竹/ヴィレッヂ

劇団☆新感線 ゲキ×シネ『乱鶯』 (C)松竹/ヴィレッヂ

劇団☆新感線 ゲキ×シネ『SHIROH』 (C)東宝/ヴィレッヂ

劇団☆新感線 ゲキ×シネ『SHIROH』 (C)東宝/ヴィレッヂ

今後も続く、WOWOWでの劇団☆新感線のステージを見逃さないでおこう。

劇団☆新感線『メタルマクベス』 disc1