2年連続の台湾一、元NPB選手も在籍で野球もグルメも堪能

 日本ハムに移籍した王柏融外野手が所属していたことでも知られる台湾プロ野球のラミゴモンキーズ。昨シーズンは2年連続台湾一に輝いた強豪で、ロッテや楽天、日本ハムと交流試合も行っており、本拠地の桃園国際球場には日本チームユニフォームを着たファンの姿も多くみられた。2017年からは、日本をイメージしたイベント「YOKOSO桃園」を開催しており、今シーズンも5月12、13日に行われ、パ・リーグの各球団からチアやマスコットが参加した。

 このイベントが行われるのを前に、5月10日の試合には台湾でも人気のアニメ名探偵コナン」の主人公江戸川コナン」がゲストとして来場した。試合前に行われたコナンとの撮影会には行列ができており、台湾での人気の高さをうかがわせた。始球式にも登場したコナンだが、野球のボールを投げるのではなく、コナン得意のサッカーボールを蹴るパフォーマンスファンを沸かせた。

 スタンドでは、日本でも人気のラミゴモンキーズのチア、ラミガールズがコナンイメージしたかわいい限定コスチュームで登場。コナンとともにダンスを披露した。この日、ラミガールズと共演したのはコナンだけではない。全身真っ黒な「犯人」も登場し、ファンを喜ばせた。

 日本との交流が盛んなラミゴモンキーズだが、実際に台湾で野球観戦をしたことがある人は少ないのではないだろうか。ラミゴモンキーズには、日本と関わりの深い選手が多い。王溢正(ワン・イーゼン)投手は13年までDeNAプレーしていた。陽耀勳(ヤン・ヤオシュン外野手陽岱鋼外野手(巨人)の兄で、張奕投手(オリックス)のいとこにあたり、自身も13年までソフトバンクプレーしていた。また、梁家榮(リャン・ジャーロン)内野手は高知中央高に留学経験があり、日本語が堪能。また、ラミガールズのLiyaさんは、ロッテ李杜軒外野手の妹だ。ぜひ、お気に入りの選手やラミガールズを見つけて欲しい。

 球場では台湾かき氷タピオカミルクティーなど、日本では行列ができる人気の台湾スイーツも楽しめる。定番メニューだけでなく、豚の血をもち米で固めた台湾を代表するB級グルメや、マントウに豚の角煮や牛肉を挟んだ台湾式ハンバーガーなども食べられるので、台湾グルメも存分に堪能できる。

 レプリカユニフォーム背番号入りTシャツなど、日本と同じようにグッズも販売されている。ツインスティックメガホンや各選手のネックトラップなどは100元(約350円)とお手ごろな価格で購入できるので、お土産に購入するのも良さそうだ。

 17年に桃園空港MRTが開通し、桃園空港から約20分ほどで最寄り駅「桃園体育園区」にアクセスできるようになった。「桃園体育園区」駅は、ラミゴ一色。構内には人工芝が敷かれ、バッターボックスやベンチ、スコアボードが配置されており、電車を降りた時からテンションが上がる。球場は駅から歩いてすぐだ。

 ラミガールズのダンスとキャッチーなメロディー応援歌が鳴り響く、日本とは少し雰囲気が異なる野球を、ぜひ現地で楽しんでみてほしい。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki

名探偵コナンとコラボしたイベントを行ったラミゴモンキーズのチア・ラミガールズ【写真:篠崎有理枝】