星野源が主演を務め、高橋一生高畑充希らが共演する映画「引っ越し大名!」が、8月30日(金)に全国公開。このたび場面写真が解禁となった。

【写真を見る】春之介(星野源)、於蘭(高畑充希)と恋に落ちる?

■ 土橋章宏による時代小説が映画化

本作は「超高速!参勤交代」シリーズでユニークな視点によって時代劇の新しいジャンルを開拓し、大ヒットを収めた土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」の映画化作品。

幕府から“引っ越し”(国替え)を生涯に7回も命じられ、「引っ越し大名」と呼ばれた実在の大名・松平直矩のエピソードを基にした、汗と努力と涙と笑いの物語だ。

姫路藩の藩士たちが、知恵と工夫で“引っ越し”を乗り切ろうと奮闘する姿を描く。

監督を「のぼうの城」(2012年)の犬童一心が務め、主演に星野を起用。共演には高橋、高畑の他、及川光博、濱田岳、小澤征悦、西村雅彦松重豊ら、日本を代表する俳優たちが集結している。

星野源が「引っ越し奉行」に!

“引っ越し”は、全ての藩士とその家族全員で引っ越さなければならないため、参勤交代をはるかに上回る費用と労力が掛かる超難関プロジェクト。

この一大プロジェクトの鍵を握る「引っ越し奉行」に任命されたのは、人と話すのが苦手で書庫にこもりっきりの、引きこもり侍・片桐春之介(星野)。

突然の大役におじけづく春之介は、幼なじみで武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋)や、前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑)らの助けを借りながら、引っ越しの成功を目指す。

■ 家臣に連れ戻される春之介、そして恋の予感も?

今回解禁された場面写真は、引っ越し奉行に任命され、嫌がり逃げ出す春之介を家臣たちが連れ戻すシーンや、春之介と共に鷹村や於蘭、勘定頭・中西監持(濱田)らが引っ越し準備に精を出す様子、刺客たちに囲まれるピンチにもかかわらず、刀を片手にどこか楽しげな鷹村の様子など。

そして、おにぎりを持った春之介と於蘭が見詰め合う姿からは、恋の予感も。

引っ越しのノウハウを全く持ち合わせておらず、しかも人と話すのが苦手な春之介が、立ちはだかる課題をいかにしてクリアしていくのか、期待が高まる場面写真となっている。

■ 映画「引っ越し大名!」ストーリー

姫路藩の書庫番、片桐春之介(星野源)は、人と話すのが苦手でいつも書庫にこもりっきり、周囲から「かたつむり」とあだ名で呼ばれている引きこもり侍。

あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府から国替え(引っ越し)を言い渡される。

行先は遠く離れた豊後(大分県)の日田。全ての藩士とその家族全員で1万人の引っ越しという、参勤交代をはるかに上回る費用と労力が必要な一大事業だ。これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。

お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。国替えの減封による人減らし。無理難題とも言える大役におじけづく春之介だったが、幼なじみで武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)の説得もあり、嫌々引き受ける羽目になる。

しかし、引っ越しの経験がない春之介は、どこから手をつけて良いか見当がつかない。

そこで、前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして源右衛門たち仲間の協力や於蘭の厳しい引っ越し指南に助けられて引っ越しの準備が始まる。

果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのか。(ザテレビジョン

映画「引っ越し大名!」の場面写真が解禁に。主演は星野源、共演を高橋一生、高畑充希らが務める